CASIO腕時計【ベビーG】のプラスティック尾錠は、どうやって外す
シモテンです
かなり使い込まれた妻のCASIOの腕時計「ベビーG」
ぶつけても擦っても傷ついても、全く気にならない状態で、返って安心して使っているようだ
しかし、この手の樹脂製プロテクターをまとったBaby-GやG-SHOCKは、長期間の使用で樹脂製プロテクターが割れたり、ベルトや遊環が切れてしまう
この部分は何と言うんだ?
妻のベビーGもベルトループ(遊環)か経年劣化で切れた
交換するにはベルトの端に付いているベルトの留め具を外さなければならない
シモテンは、この部分の名称を知らなかった
この留め具は尾錠(美錠)と呼ばれることを初めて知った
一般的に尾錠を止めている金具は「バネ棒」が使われることが多い
ところが、尾錠がプラスチックで出来ているタイプのCASIOのBaby-Gに使用されているのはバネ棒ではなかった
どうやって外す?
最初からバネ棒だと思い込んでいたシモテンは、特に考えることもなく尾錠の穴に細い棒を突っ込んでグイグイ押してみたが動く気配はない
「もしかしたら、一度ハメ込んだら外すことが出来ないハメ殺し、になっているのかもしれない」
しかし、いずれにしても尾錠を外さない限りベルトループを交換することが出来ない
尾錠が壊れる事を覚悟で、ペンチで力ずくで尾錠を広げてみた
すると「ポキッ!」という折れてしまったかのような音がした
「なーにぃ!やっちまったか?」
と思ったが、尾錠も折れずに無事に金具は外れていた
留め具はどうなっている
外してみると構造が良くわかる
「止め棒」の両先端は丸みを持った膨らみを持ち、力を入れて引き抜けば外すことが可能だ
但し、何度も繰り返して抜き差しすれば尾錠の穴が大きくなり緩んだり、外れたりしてしまう
また、力の入れ具合によっては樹脂製の尾錠は折れてしまう事もあるので力加減が大切だ
ベルトループ(遊環)を交換して、尾錠を取り付ける時にも「止め棒」を穴に合わせて力を込めて押し込んで留めて完成だ
意外と簡単に出来る部品交換で、長く使ってあげることが出来る
ついでに分解洗浄も
この機会にベルトも外して、電池も交換してしまった
細かくは紹介しないが、ベルトのバネ棒を縮めて外し、小さなプラスドライバーで裏蓋を外す
使用されているボタン電池は「CR-2016」だ
さらに基盤の「PUSH]の穴の奥を軽く押し込みながら竜頭(つまみ)を引き抜けば外れる
あとは引っかかるものは無いので、文字盤まで引き出すことが出来る
掃除の時には、文字盤や針に触らないように注意して埃を綺麗に取り除いて満足、満足
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