人間の限界に挑んだ三浦雄一郎氏
サンメカshimoです
南米大陸最高峰のアコンカグアへの登頂に挑んでいた三浦雄一郎さん(89歳)が同行の医師のドクターストップによって登頂を断念した。
人間の限界を広げる果敢な挑戦でした。
60代で膝などに激痛が走り、一度は冒険を諦めてメタボ状態に。
その後、99歳の父がモンブラン滑降を目指す姿に奮起し、訓練により膝の痛みも克服し今回の登頂に挑んだ。筋肉量は20代並だという。
運動不足でメタボに
会社の健康診査では腹囲 が男性85cm以上、女性90cm以上はメタボリックシンドローム判定・特定保健指導レベルとしている。
運動不足が懸念されている日本人の成人が平日に座っている時間の長さは420分で、サウジアラビアと並び世界一との調査結果です。
インターネット、AI、SNS、ゲーム、と体を動かさずに生活できる便利な世界が広がるなか、運動不足による生活習慣病の増加が心配されている。
急速に変化する生活習慣に、本来の動くために進化してきた身体とのギャップが生じている状況です。
運動によって脳細胞が増える
脳と運動に関する研究が進んでいます。
運動は脳からの指令によって行われますが、運動することによって神経細胞が成長することが分かってきました。
つまり、運動によって脳細胞が増やせるかもしれない、ということです。
アルツハイマー型認知症で萎縮する、記憶を蓄える「海馬」の体積が増えた。
判断や意思決定をする「前頭前野」への血流量が増加して判断力が高まった。
そのように、運動が脳に様々な効用をもたらすことが報告されています。
どんな運動が効果的なのか
きつい運動と軽い運動、どちらが脳に良い運動なのでしょうか。
ラットを使った調査では、軽い運動をしたラットの方が多くの神経細胞を作ることが出来ました。
きつい運動はストレスを受けて、かえって細胞を作ることを妨げるホルモンが出てしまいます。
自分が楽しく快適に感じる位の運動が、脳の活性化には効果的であると言えます。
運動をしながらしりとりや、計算をするなど頭と体を同時に使うと更なる脳の活性化につながります。
無理なく出来る範囲で持続しよう
痛風やメタボ、物忘れなど年齢を感じる年頃になってきました。
運動も忙しさや痛みなど様々な理由を付けてサボっています。
急に三浦雄一郎さんのようには出来ませんが、早足で移動したり、階段を選んだり、体操をしたりと、少しでも意識しながら出来る範囲で運動するようにしていきたいと感じました。
by サンデーメカニックshimo
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