我が家の愛車「カローラフィールダー」の車検時期が来た
そこで、車を預けて車検が終わるまで代車を借りることになった
代車のリモコンキーを受け取り車に乗り込んで、スタートボタンをプッシュ
ところが
「あれ、この代車エンジンかかんないじゃん!?」
もしかして壊れてんのか
今回は購入した販売店で車検
トヨタの中古車販売店で愛車「カローラフィールダー」を中古で購入てしから1年経ち、車検の時期が来た
その間、特に不具合もなく、快調に動いてくれている
それでも2008年式と古い車だから、車検では部品交換や工賃等もそれなりにかかるだろう、と覚悟はしていた
ユーザー車検や、格安車検の店も選択出来るが、今回は購入したトヨタの中古車販売店でお願いすることにした
タイヤトラブルはあったものの担当者の対応も良く、「他に、何かあったら気軽に言ってください」との確信の言葉に、今回はこちらで車検を任せることにした
こちらで車検を頼めば、古いことを理由に「あれも壊れている、これも交換時期だ」と言うようなことは起こらないだろうとも考えたのだ
この代車エンジンかかんないじゃん
予約日の朝、販売店に愛車を持ち込み、その日の夕方には完了予定である
車検を行っている間、用意してくれた代車は最新型のトヨタ「カローラスポーツ」だ
3ナンバー枠に広げられたボディに、今風のヘッドライトがカッコイイ
担当者からカローラスポーツのリモコンキーを受け取り、ゲーミンクチェアーのようなシートに座り内部を軽く見回す
エアコン吹き出し口やダッシュボードの造形美、スイッチ類の圧倒的な数に14年間の進化を見せつけられた
物珍しさから、あっちこっち眺め回していると、立ったままこちらを見つめる担当者の視線に気付いた
「おッ、出発するまで待ってるんだ」
冷静さを装い、ブレーキペダルを踏みエンジンスタートボタンをプッシュした
落ち着いたブルーを基調としたメーターにホワイトの文字で情報が表示される
だが、「プチッ」と音がしただけで、エンジンの回転数を示すタコメーターは「0」のままだ
シフトは「P」に入っているようだし、スタート前に、特別な手順でもあるのか!?
そういえば、サイドブレーキやパーキングブレーキも見当たらないし、もしかしたら2回プッシュするのか
はたまた、子供もたちが誤ってエンジンをかけられないように「安全装置」でも付いているのか
あらゆる可能性を考え、何度もスタートボタンを押すのだが「カチッ」と鳴るだけで状況は変わらない
「あれ、この代車エンジンかかんないじゃん」
不安そうに見つめる担当者に向かい一言
「すいません、エンジンかかんないんだけど」
慌てて運転席に回り込み、メーターを見た担当者が一言
「これでエンジンかかってますね」
「えっ!?」
「このカローラスポーツはハイブリッド車なんで、ブォーンってならないんです」
「あっ、そうなんですか~、タハハハぁ」
とんだ赤っ恥だぜー!
まるで「浦島太郎状態」さ
笑顔で見送る担当者をバックミラー越しに見ながら、オッサンは販売店を後にしたのだった
最新型カローラスポーツ
一旦、自宅へ帰ると最新型カローラスポーツを見た家族の反応は
「カッコイイー!乗りたい、乗りたい!」
まぁ予想通りだが、せっかくの最新型に乗る機会を得たのだから、ちょっと高速道路ドライブをしてみることにした
代車なので高速道路での走行は考えていないらしく「ETC」が付いていないので、久しぶりに「一般」の入口で通行券を抜き取った
「フィールダー」の5ナンバーと比べて、3ナンバー枠へと幅広サイズになった「スポーツ」だが、室内が広くなった印象はない
しかし、高速走行での安定性は流石である
加えてハイブリッド車ならではの静粛性で、非常に快適なドライブを楽しめる
オプションだと思うが、pcタブレットかと思うほどの巨大な9インチディスプレーのオーディオ&ナビゲーションが装着されている
このナビゲーションはオプティトロンメーター内にあるカラーマルチディスプレイと連動しているようで、ラジオ局の表示、走行中の道路の制限速度、簡易進路矢印などがメーターパネル内に表記される
非常に親切な機能であるが
「社外品のナビゲーションを後付けしたら連動表記させなれないだろうなぁ」
素人がいじれる範囲は狭まる一方だ
乗車時に見つからなかった「パーキングブレーキ」は指先で軽く押すだけのボタン式
後方から追い抜き車両が接近している時には、サイドミラーにオレンジ色のマークが点灯し、注意を促してくれる「ブラインドスポットモニター」が装備される
これは高速道路での車線変更時に威力を発揮してくれるのだ
他にも沢山のスイッチがあり、沢山の仕掛けがあると思ったが、代車だし理解せずにいじって予期せぬ状態になっても困るので触れずにいた
夕方、車検完了予定の時間に販売店に無事到着し、担当者と14年分のカローラの進化で雑談
綺麗に洗車された我が愛車「カローラフィールダー」に乗り込むと、ある種の緊張感から解放されたような感覚になった
それは、旅行から自宅に帰ったら時に似ている
ブレーキペダルを踏み、スタートボタンを押すと「ヴォーン」と言うエンジン音と共に、タコメーターの深紅の針が元気よく跳ね上がった
「さあ、まだまだ行けるぜぇ」
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