痛風発作、発症!
サンメカshimoです
3ヶ月前に、人生初の痛風発作に襲われた。
良く聞く「足の指の付け根」ではなく、左膝にきた。
最初は、前日の仕事で重量物を上げ下げした時に膝の曲げ伸ばしを何度も行ったから、膝を痛めたのかなと思っていた。
まぁ、湿布でもしておけば明日には回復するだろうと軽く考えていた。
しかし翌朝、左膝の上部(お皿の上辺り)に今まで感じたことのない激痛で目が覚めた。
※実際の私の足ではありません、って当たり前ですね
痛くて、まったく膝を曲げることが出来ない。熱も持っている。立てない。
単なる筋肉痛では無さそうだ。骨折か?それとも靭帯が切れたか?
枕元に置いたスマホに手を伸ばし、職場に状況を伝え休みを取り、朝イチで整骨院へ車で向かった。AT車のため、動く右足で慎重に運転して整骨院に到着することが出来た。
レントゲンを撮ったが、骨と靭帯には異常はない。
医者から言われた診断結果は思いもよらないものでした。
「痛風発作ですね」
採尿、採血と、痛み止の内服薬、そして更に強力な痛み止め効果のある座薬を処方され自宅へ帰りました。
鎮痛薬を飲みながら痛みに耐え、じっとしていました。「痛風」という名の通り、少しの振動や動きでも激痛が走ります。
膝の曲げ伸ばしは不可能に近く、一日中安静にして過ごすしかありません。
膝を伸ばしたままの状態で動かさなければ、絶えられない痛みではありません。
しかし、寝返りをうつ時、食事でテーブルに座る時、トイレに行く時は膝を曲げなければならず、涙が出るくらい痛い!
薬を飲み始めてからも3日間は動けませんでした。
およそ4日目位から、徐々に痛みが和らぎ始めました。
痛風は、過剰に増えた尿酸が結晶化して血液中に剥がれ落ち、それを異物とみなした白血球が攻撃することで発症します。特に関節に溜まりやすいようで、足の指の付け根や足首、膝等に症状がでます。また、一年以内に痛風発作が再び起こることが多いのです。尿酸値7.0mg/dLを越えると痛風の危険があります。私の血液検査の結果は、尿酸値が7.6mg/dLと高いことがわかりました。
予防、注意点
痛風は生活習慣病の要素が大きく、改善には薬の服用と共に生活改善が大事です。
医師から今後の生活について以下の指導がありした。
- 食べ過ぎに注意
肉や魚の内蔵(レバーや魚卵)、干物は食べ過ぎないこと
- 飲み過ぎに注意
プリン体の多いビールは勿論、プリン体や糖質が少なくても飲み過ぎないこと
1日の摂取目安はビールなら500ml、日本酒なら1合、ウィスキーなら60ml
- 水分を沢山取ること
1日の目安は2Lです。沢山の水分を取って尿として尿酸を体外へ排泄する。
ただし、糖類を多く含む清涼飲料やジュースは飲み過ぎないこと
- 適度な運動とストレスを溜めないこと
ジョギングやバイク等の有酸素運動を軽めに行い、好きなことや趣味をもってストレスを解消する
以上が医師からのアドバイスでした。
痛風発作、再発!
あれから約3か月
処方された尿酸値を下げる薬を毎朝一錠、服用し続けていました。
しかし、恐れていたことが起きてしまいました。
昨夜から、左膝に違和感を感じ始めました。あの時と同じ、小さな痛みが徐々に大きくなってくる、嫌な感じです。
そして今朝、予感的中「痛風発作」再発です。
どうしても仕事を休めない為、足を引きずっての出勤を余儀なくされました。
取り敢えず、前回飲み残っていた痛み止め薬を服用し急場しのぎをしていますが、暫く痛みとの格闘になります。
自分との闘いだ
最初の痛風の痛みが収まってからは徐々に意識も薄れ、甘いものや糖分の多いパンも食べていました。
過日、「グレート義太夫さん」の糖尿病の闘病生活をテレビで放映されていました。
やはり、薬の力で少し落ち着くと病気に対する意識を忘れ、元の食生活をしてしまう。徐々に進行する病状に再び直面した時には、取り返しのつかない事になっている。今は、経験を活かして糖尿病の講演をしているそうです。
糖尿病も痛風も、「喉元過ぎれば」で自分で意識しなければなりませんね。
最後は自分との闘いです!