公開日 2025年4月26日 最終更新日 2025年4月28日
Windows11更新に向け、非対応だったCPUとマザーボードの交換が完了した
これで「ハード」面はOKの筈だ
さあ、いよいよWindows11の更新が近づいてきたぞ!
とワクワクしていたのだが…

今回は「迫るタイムリミット!Windows11に更新に大苦戦:その④セキュアブートを有効化できない」の巻です
セキュアブート・TPM2.0をサポートしていない
CPU,マザボを新たに組み上げたパソコンを立ち上げて「PC正常化チェックアプリ」でシステム要件を満たしているかチェックしてみた結果
取りあえず「CPUプロセッサは現在、Windows11でサポートされていません」問題は解決したようだ
しかし、以下の二点がWindows11システム要件を満たしていない、とのこと
- セキュアブートをサポートされていない
- TPM2.0がサポート、有効化されていない
セキュアブートを有効化できない
まずはセキュアブートの有効化に取り組むことにした
セキュアブートとは「PCの起動時に悪意のあるソフトウェアが読み込まれないようにするセキュリティ機能」と言うことだそうです
ちょっと調べてみると、セキュアブートを有効化するにはパソコンのBIOSで設定出来るようだ
使っている「GIGABYTE」マザーボードB450のBIOS設定では⇩
BIOSの「CMS Support」をDisable(無効)⇒Save&Exit⇒再起動⇒BIOSの「Secure Boot」をEnabled(有効)にする
しかし、うまくいかない
どうやら、WindowsのOSが入っているディスクのパーティション形式が「GPT」になっていないと出来ない、ということだ
ディクス形式の確認
ディスクパーティション確認方法の一例として
Win+Xキー⇒ディスクの管理⇒OSのディスクを選択⇒右クリック⇒プロパティ⇒ボリューム⇒パーティションのスタイル
その結果、Windowsが入っているディスク1(私の場合)はMBR形式である事が分かった
最近のPCであればGPT形式となっているので、この様な事態にならずにスムーズに更新出来た筈である

Windows7から使い続けているから、古いわなぁ
ともかく、ディスク形式を古いMBRからGPT形式に変更しなければ「セキュアブートの有効化」は出来ないのだ
MBRからGPTに変更できない
ディスク形式を古いMBRからGPT形式に変更する方法はいくつかあった
「AOMEI Partition Assistant」や「EaseUS Partition Master」などのソフトを使って変更するのが簡単そうだったので挑戦してみたが、昔は無料版で変更出来たことが今では有料版でなければ出来なくなっている
更に検索すると、無料でMBRからGPTに変更する方法として「Windows Power Shell」のコマンドを使って変更する方法がある
ページを見ながらWindows Power Shellを使ってコマンドを打ち込んで行ったのだが、何故かMBRからGPTに変更出来ない
「システムで予約済みパーティション」の容量不足
原因を素人なりに調べていくと、「システムで予約済みパーティション」の容量不足ではないか、という事に辿り着いた
このパーティションは「Windowsのブート情報」を保存しているハードディスク上のパーティションで、パソコンの起動にかかわる部分である
Windows7から使い続けているPCをWindows10に更新した時に必要だったこの「システムのパーティション」の容量は「100MB」程度であった
勿論、最低限の100MBに設定したのだが、Windows11で必要な容量は200MB以上のようだ(たぶん…)

パーティションの領域をいじらないと、先に進めないじゃんか
私の古いパソコンのセキュアブートを有効化する為に、Cディスクのパーティションを変更する事になってしまった


