中古スタッドレスタイヤの購入で失敗しない注意ポイント

中古スタッドレス カー・スクーター
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シモテンです

いよいよ冬支度をする時期になりました

冬になると大雪で大渋滞が発生する事態が近年増えています

ここ数年は都心でも大雪警報が出されるようになり、冬場にスタッドレスタイヤの購入、装着をする人が首都圏でも増えている

今では中古スタッドレスタイヤも多く販売され、オークションやフリマサイトでも手に入れることが出来ようになりました

一層の節約志向が進む中、価格の安さから雪対策の選択肢の一つとなっています

そこで「中古スタッドレスタイヤ購入で失敗しない注意ポイント」について考えていきます

中古スタッドレスを買ってみた

近年は首都圏でも大雪が降ることも珍しく無くなりましたね

スタッドレスタイヤを装着しておけば急な降雪でも慌てることなく走行することが出来ます

事前の備えをせず、予想外の降雪に対処出来ずに立ち往生し後続車を巻き込んでの大渋滞、大混乱などと言う事態も起きました

まだ時間的に慌てることの無いこの時期にスタッドレスタイヤの準備を始める方も増えているようです

しかし、冬の時期だけの使用なので、あまりコストをかけたくない方もいるのではないでしょうか?

長く活躍してきたスタッドレスタイヤは役目を終えたので、中古スタッドレスを購入しました

そこで、今回は中古スタッドレスタイヤの購入での気をつけるべきポイント、注意点を挙げてみました



チェックするポイント

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①プラットホームまでの残溝を確認

スタッドレスタイヤには、タイヤとしての使用限界を示すスリップサインとは別に、冬用タイヤとしての使用限界を示すプラットホームが新品時の50%で接地面(トレッド)に現れます

タイヤサイズの表記があるサイドウォールの⇑矢印の位置にプラットホームがあります

タイヤが摩耗してプラットホームのラインが表面に現れたらスタッドレスとしての役目は終了ですので、そのプラットホームまでの残り具合をチェックしましょう

プラットホームが現れて以降は、通常の夏タイヤとして△印のスリップサインまで使用することができます

勿論、車検も通ります。

②クラック、パンク修理を確認

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タイヤは特殊なゴムで出来ています

長年、風雨や気温の変化、負荷や紫外線などの影響で劣化してクラック(ひび割れ)が出来てしまいます

クラックが酷くなってくると、そこから空気が少しずつ漏れてしまうことになります

中古タイヤの場合にはパンク修理されているものもあります

出来れば修理は無いほうが良いのですが、しっかり修理されているか、エア漏れは無いかをクラックと共にチェックしましょう

③サイドウォールの膨らみと傷の有無

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縁石や段差を乗り越える時や、外部から強い衝撃を受けるとタイヤ内部の繊維が切れてしまいます。そこに空気圧がかかることでコブのように膨らんでしまう(ピンチカット)が起きます

また、縁石や駐車場の車止め、岩場などの走行でタイヤの横っ腹(サイドウォール)を傷つけてしまう事(カット)があります

サイドウォールは常に荷重のかかる部分であり、膨らみや傷はタイヤの破壊(バースト)を招き重大な事故にも繋がりますので使用することはやめましょう

サイドウォール部分はバンク修理も出来ません

④ビート部分の傷や剥がれ、損傷

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タイヤとホイールの接する部分をビートと言います

タイヤに組つけてある場合は目視することが難しいのですが、外した状態で販売されている場合は傷や剥がれが無いか、表裏しっかり確認して下さい

中古タイヤの場合は、ホイールからのタイヤ脱着をする際にタイヤレバーやチェンジャーで最も損傷する可能性が高くなる部分です

エア漏れの発生源でもあり修理は出来ませんので注意しましょう

⑤ホイールの適合

中古スタッドレスタイヤを購入する場合、外した状態よりもホイールに組んである状態の方が安心出来ると思います

エア漏れや膨らみは実際に空気を入れてみないと見つけることは出来ません

ホイール付きの場合は、自分の車に装着出来のか確認する必要があります

タイヤサイズが同じであるからといって、装着できる訳ではありません

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ホイールの表記例

15×6J 100/5H  +38

15:ホイール径(直径)

6:リム幅(ホイールの幅)

100::PCD(ボルト穴の中心を結ぶ円の直径)

5H:ボルト穴数

+38:インセット

ボルト穴数についてはマルチピッチという複数のPCDに対応した8穴、10穴のホイール穴数を持つ物もあります

同じ車種でも年式や駆動方式によって違う場合もがありますので、ホイールについては予め自分の車の適合を調べておく必要があります

以下のサイトにて適合を確認できます

車種から検索|タイヤホイールサイズ.com

最後にちょっとしたお得な裏技として

インチダウンがあります。

ZCTの場合、純正のアルミホイールに装着されているタイヤサイズは

195/65-15

しかしホイールキャップ(ホイールカバー)を着けた鉄製ホイールのタイヤサイズは

185/70-14

つまり、15インチから14インチへのサイズダウンが可能ということです

過去の金額比較になりますがアマゾン価格(2022年1月)では新品ブリジストン スタッドレスVRXは

195/65R15→¥12,400

185/70R14→¥9、883

差額¥2,517×4本=¥10,068

ホイールが小さくなり見栄えは若干落ちますが、燃費が向上しコストも抑えられます。

冬の期間だけでもありますし、十分検討の余地はあるのではないでしょうか!

以前に購入した時の価格ですが、中古スタッドレスタイヤ(アルミホイール付き):トーヨーガリットG5が送料込、4本で

¥15,000でした。

ホイールは塗装の剝れや、ガリ傷、腐食はありますが、タイヤ自体は昨年モデルで新品時の突起(イボイボ?)も残る状態の掘り出し物でした。

価格などの情報は古くなってしまい参考程度ですが、中古スタッドレスの購入、装着は、結果的に十分な性能とお得な買い物でした

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