公開日 2023年5月30日 最終更新日 2023年6月4日
シモテンです
今回は、関東で人気の山「棒ノ折山(棒ノ嶺)」へおっさんハイクです
全国で季節外れの猛暑日を記録した5月中旬の平日、埼玉県飯能市にある人気の山「棒ノ折山(棒ノ嶺)」へ登ってきた

平日の休みが取れたし、天気も良さそうだから山に登ろうか

何処に行く?

そうだなぁ、ちょっと山行時間が長そうだけど「棒ノ折山」なんかが人気もあってイイんじゃない
棒ノ折山(棒ノ嶺)
東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山である
今回、シモテンが登ってきたコースは「さわらびの湯」をスタート地点とした
アクセス
公共機関を使うなら、飯能駅からバスでさわらびの湯バス停へ
クルマを使うなら、さわらびの湯の駐車場(第3駐車場:無料)へ
さわらびの湯:埼玉県飯能市下名栗685(営業時間10:00~18:00)
休館日毎月第1・3水曜定休(祝祭日は営業、翌週水曜日休み)
トイレ
さわらびの湯駐車場には清掃の行き届いた綺麗なトイレがある
今回登ってきたコース上には、残念ながら他にトイレはないので必ずココで済まそう
「さわらびの湯」からスタート
さわらびの湯の奥まったところにある第3駐車場へクルマを停めた
正確には分からないが、40台以上は停められるような広めの駐車場である

しかし、土日祝日は満車になるんだろうなぁ
棒ノ折山登山スタート
今日も遅めの9:30にヤマップの活動開始ボタンを押して、さわらびの湯を出発!
まずは有馬ダムを目指します
スタートしたばかりですが、有馬ダムへと昇る舗装路が地味にキツくて息があがる
美しいエメラルドグリーンの湖面をカメラに収める人や、ツーリングのバイカー達が景色を堪能していた
ダム歩道を渡り、舗装路を暫く進み、橋を渡ったところに棒ノ折山(棒ノ嶺)への白谷沢登山口がある
登山口に入ってすぐに岩場で傾斜のある上りが始まる
所々、両手を使って登らなければならない岩場もあり、手袋をはめて登っていった
ゴルジュ帯
沢の音を聞きながら登っていくと、両側の切り立った岩肌が大迫力のゴルジュ帯が現れる

ヘェ、ここを行くのか。これは冒険心をくすぐるなぁ
濡れた岩の上を滑らないように注意しながらゴルジュ帯を抜けても、気は抜けない
ロープや鎖場が次々と現れるのだ
その後もキツい傾斜を保ったまま、木の根っこが剥き出しの「根っ子ゾーン」が分岐点の「岩茸石」まで続く

いゃぁ、息が切れる~、おっさんには結構ハードだぞ
次の分岐点である「権次入峠」で一息入れて、ガイドでは棒ノ折山頂まで残りは20分
棒ノ折山登頂
山頂まで木の根っ子ゾーン&急登が容赦なく続き、木の階段は崩れて使えなくなっている
登山開始から約3時間、棒ノ折山(棒ノ嶺)969m登頂!
山頂からの絶景は…

ん~、この時期は樹木の葉が茂ってよく見えん、残念!

bounoore16
眺望は無かったものの、山頂は広くてベンチやテーブル、あずま屋もある
山飯を食べ、気が付けば1時間ものんびり過ごしてしまった
下山もキツイ
下山は岩茸石の脇をすり抜け、別ルートの滝ノ平尾根を通ることにした
こちらも勾配はキツく、露出した木の根っ子に足が引っかかったりして気が抜けず、体力を消耗する

トレッキングポールを持ってきて、ホント良かった
日が傾き始めた16:50、ヘロヘロになりながらも無事にさわらびの湯駐車場へ到着

お疲れ山!キツかったなぁ~
やり切った感がスゴイ
棒ノ折山は上り下りも同じようなキツメの斜度の道が続く
特に下りでは疲れも蓄積しており、膝への負担も大きいのでトレッキングポールが必要であった
登山道は樹木に囲まれており、風が通り難く気温、湿度が高くなる
特に暑くなる季節では汗を大量にかく為、水分補給が欠かせない
沢沿いのルートであれば構わないが、水場の無い滝ノ平尾根ルートを使うならば飲料水は余裕を持って保持したい
猛暑日の棒ノ折山で、私が500ml1本、妻が500ml2本、昼食用を兼ねて更に水1.5Lを持っていった
ヘロヘロ状態ではあったが、「やりきった感」が後からジワジワと涌いてくる「棒ノ折山おっさんハイク」であった
活動データ⇨合計時間:7 時間 16 分(休憩時間1 時間 18 分)
距離:9.1 km・上り957m / 下り956m


