公開日 2022年12月5日 最終更新日 2022年12月23日
急登の先に待つ絶景!「日本のグランドキャニオン」中倉山ハイク
今回の「シモテンの初心者ハイク」は、栃木県にある中倉山に登ってきました
この【中倉山】、日本百名山でも無いし、ガイドブックにも載っていない
しかし、ネットの噂では「日本のグランドキャニオン」とも呼ばれる絶景が拝めるらしい
はたして、中倉山の「魅惑の稜線」、「孤高のブナ」とは、どんなものなのか実際に登ってみた
紅葉が美しい季節、有名な山々には大勢の人々が紅葉狩りを楽しみに訪れている
関東で人気の高尾山や、日光、箱根では連日のように混雑が報じられていた
「紅葉を見る初心者ハイクに行きたいが、どこも混んでるしなぁ、どうするかなぁ~」
紅葉の名所では、前日から駐車場で車中泊をしなければ、クルマを停めることも出来ないほとの満車&大渋滞だと報道されていた
SNSの情報から探し当てたのが、有名ガイドブックには載っていなかった栃木県にある中倉山である
中倉山(なかくらやま)
中倉山は、栃木県日光市に位置する標高1520mの山で、決して低山では無い
付近には日本百名山の「皇海山」も存在する、都会とはかけ離れた静かな場所である
しかし、かつて足尾銅山の精錬所から出る有害な煙により北側の樹木は今も生えてこない
その乾いた山容が「日本のグランドキャニオン」と呼ばれる所以だそうだ
真夜中に出発
中倉山登山のスタート地点として、目指す駐車場は「銅親水公園」である
駐車場の確保を心配して真夜中に出発する事にした
仮眠する為の寒さ対策として寝袋を車に積んでおく
真夜中の北関東自動車道を伊勢崎ICまでを飛ばし、一般道の伊勢崎大間々線を北上、暗闇の国道122をわたらせ渓谷鉄道と並走するように進む
コンビニとトイレは要チェック
目指す銅親水公園手前の、真夜中でも親切に開店している最後のコンビニは「ファミリーマート日野屋黒保根店」である
真夜中のオアシスで暖かいコーヒーを頂く
国道122号を更に奥へと進み、漆黒の草木ダムを感じながら田元交差点を県道250号へ直進し、銅親水公園へと向かう
わたらせ渓谷鉄道の終着駅である間藤駅の先に公衆トイレがあるので、チェックしておいた方が良いだろう
伊勢崎ICから銅親水公園までは約1時間で到着したのだが、駐車場にはトイレが無くて困った
公園の中にトイレは有るのだが、夜中は施錠されていて使えなかったのだ
午前3時過ぎに到着した親水公園駐車場には4~5台の車が止まっていた
その暗闇の駐車場で大きな何かが動く気配を感じた
愛車のライトを向けてゆっくりと照らして確認すると、立派な鹿の姿が暗闇に浮かび上がった
「スイマセン、お邪魔します」
登山スタート
寝袋に潜り込み仮眠し、朝カップラーを食べて午前7時、ヤマップの開始ボタンを押し「中倉山ハイキングスタート!」
10月の終わり、中倉山ハイキングスタート時点の天候は快晴微風、気温は10℃
少しヒンヤリするが、長袖メリノウール、長袖ドライシャツ、薄手フリースで充分だ
結局、登っていくうちに汗だくになってしまったが
銅親水公園から一度舗装路に出て上流へ向かい、一般車両通行止めの制止バー横を抜けて行く
渡良瀬川の上流である「久蔵川」「松木川」を渡り、支流である「仁田元川」に沿って登る道は、平らな砂利と緩やかな傾斜で歩きやすい
実は、この中倉山は「登山口」に着くまでが、おっさんの脚で1時間と、長いのだ
急登が始まる中倉山登山道の入り口には仮設トイレが設置されている
以降、山頂にもトイレは無いので、必ずココで済ませて行くように
スッキリしたら、「いざ中倉山頂上へGo!」
【初心者ハイク:中倉山(後編)】へ続く
動画:初心者ハイク【中倉山 THE MOVIE】 孤高のブナを仰げ!
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