車両保険では支払われない屋根の傷
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屋根に深いキズと凹んでしまったシモテンの愛車
いったいなぜ、このような状態になってしまったのでしょうか
そこには思いもよらない原因が
帰宅して発見!
シモテン
「あれっ、何でこんなことに!
仕事から帰って、チラッと自宅駐車場に停めてある車を見たときにあれっと思ったんです
最初は光の加減かなと思ったんですけどね
近づいてみるとキズが付いていて更に凹んでいたんです
ゲェーッ!と思って家にいた妻に状況を話しました」
自宅の駐車スペースに停めていた愛車の赤いフィールダー
一見、何の問題も無いようですが、近づいて良く見てみると車の屋根に白く入った傷と、それに沿って凹んでいるのが分かります
キズは車の屋根の助手席位置辺りから、流れるようにドアの方向へと、横方向に延びています
キズの原因は、一体何なのでしょうか?
原因は「物干し竿!?」
家に入って、妻に車の状態を話したところ、思いもよらない話の展開にシモテンは唖然としたと言います
妻
「あれ、私がやっちゃったんだ
二階のベランダから物干し竿が落っこちて、下に停めてあった車の屋根に当たってしまった」
キズの原因は「二階から物干し竿が直撃した」ということだった
なぜ、二階の物干し竿がベランダの外に落ちたのか
妻
「今日は洗濯物が多くて、いつもは使っていない物干し竿を取り出して、物干し台に乗せようとしたら滑って落っこちた」
シモテン
「まさか二階から物干し竿が降ってくるとは考えてもみなかったことです
キズが付いてしまったことはどうにもならないが、綺麗にしていただけに残念ですね
真面に修理に出したら5万~10万円はかかってしまうだろう」
以前にも「干していた布団」や、「布団挟み」、「布団叩き」等の落下もあったという
一方、保険会社のページにはこんな記載が
「国内では約5年に1回落下していると言われる隕石が車に直撃した場合、車両保険で補償されます
また、場所によって1年に2日程度の雹(ひょう)による車両の損害についても補償されます
しかし、噴火による岩石の直撃には車両保険は適用されません
噴火による噴石の被害が出るほどの大規模な損害を補償することは出来ない」
ということです
隕石、雹には保険金が払われるが、岩石の直撃には払われません
それでは、妻が2階から落とした物干し竿の直撃で車両保険は適用されるのでしょうか?
答えは、予想通りで「車両保険では払われる可能性は無い」と思われます
実は「親子や夫婦という密接な関係にある親族間の事故」は免責事項として、保険金は支払われないのです
「家庭内の問題」であり、「損害賠償請求」は発生しないという考え方が理由のようです
「この傷と凹みを、一体どうしたらよいか」
シモテンは傷ついてしまった愛車を前に頭を悩ませています