公開日 2021年6月5日 最終更新日 2023年3月21日
作りは単純だが役に立つ!
100均で作る「自作の配線通し」を紹介します
シモテンです
ドライブレコーダーの取付や、スピーカーの取付等では電源コードなどの配線を引っ張ってこなければなりません
電源は、オーディオやナビゲーションの裏側や、助手席奥のヒューズボックスから取り出すことが多いのです
この「配線の出発点」となるセンターコンソール付近から、それぞれの機器への配線は見えないようにスッキリ行いたいものです
パネルを外さずに配線する
配線を見えないように設置するには、パネルやカバーを外して、その内側に這わせるようにしなければなりません
しかし、このパネルを外すのは、少し手間がかかる作業なのです
折り重なってはめ込まれているパネルは、何枚も外さなければならないこともありますね
また、プラスチックのような樹脂製のパーツは、外す時に折れたり割れたりして破損してしまうリスクを伴います
外さないで済むのであれば、勿論外さない方が良いですね
そんな時に便利な「パネルを外さずに中に配線を通す」工具があるのです
便利な工具「配線通し」
一般的に販売されている配線通しは、棒状のワイヤーや針金のような金属製の素材を樹脂の被膜で包み、一方の先端には傷付き防止のキャップなどが付いています
もう一方は、「輪っか」になっていて、配線を通して輪っかを縮める事で、配線を挟んで保持出来るようになっています
ダッシュボードの裏側や、ピラーやルーフボードの中に「配線通し」の先端を差し込んで、、目的の場所までのガイドにします
車体からドアへの通り道である「ゴムのジャバラ」の中に、配線を通すときにも役立ちます
100均で自作する
1本あれば重宝する配線通しですが、思いつきでDIYをする私は、配線通しを用意していなかったので急遽自作することにしました
屋内を物色してみると100均の「アルミ線」を発見しました
直径2mm×2m程のシルバーのアルミ線です
本当は、もう少し細い方が良かったのですが、代用品として使えそうなので、これを使います
アルミ線を必要な長さにプライヤーやニッパーで切断します
今回は、ラゲッジ上の天井の中を通したかったので、取り敢えず、そのままの長さで加工します
切断面は鋭く尖っており、一緒に通っている他の配線等を傷つけてしまう恐れがあるので、ヤスリで面取りをします
一工夫必要なのが、配線が抜けないように保持する部分です
手の込んだ作りは、面倒だし、出来ません
少し考えて、アルミ線をV字に折り曲げて、配線を狭くなっていく部分に挟まるようにして引っ掛ける事にしました
配線を挟んで隙間の中を引っ張った時に、引っ掛からないような形にしなければなりません
配線を挟んだ後、開口部を閉じて引っかかることを防ぐようにして使うことにしています
実際に使ってみると、2mmのアルミ線は太すぎて少し硬かったのですが、結構良い感じで配線を通すことが出来ました
やはり、もう少し細めの太さ1.5mm位が使いやすいですね
長さは通す場所によって、切って調整しましょう
100均ですので、長さの違うものを何本か作ってしまっても良いでしょう
これで配線回しの作業時間が短縮され、車いじりのDIYが楽になりますよ
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