愛車に長く乗る-コントロールパネルの表示色をレッドに変更
サンメカshimoです。
長く乗っていると見慣れた景色に少し変化が欲しくなります。
そこで、コントロールパネルの表示色を変えてみました。
時計、エアコン、ハザードランプ、モード切り替えスイッチ、トリップメータースイッチと多数の照明が使われており、これらを変更すると雰囲気が大きく変わります。
ZCTのイルミネーションは目に優しいグリーンで統一されていす。今回はアグレッシブさを出すようにレッドに変更しました。
センターパネルの取り外し
電装類をいじるので、まずバッテリーのマイナス端子を外しておきます。
上部のセンターパネルをクリップリムーバーを使って取り外します。7ヶ所のクリップで留まっていますので、前方に真っ直ぐ引くようにして外します。
コントロールパネルの取り外し
次に下部のコントロールパネルもクリップリムーバーを使って上部内側から少しずつ手前に外していきます。
コントロールパネルの裏側にはエアコンや時計等の配線コネクターが3個接続されています。コネクターは引っ張っただけでは抜けないように差込口に返しのツメでロックされています。
ツメの上部だけをドライバー等で押し込んで下げ、引っかかり部を外してから抜き取ります。先端の鋭い工具で思い切り押すとツメ部が破壊したり切れたりしますので注意して下さい。専用のコネクター外し(カプラー外し)を使用すれば確実です。
コネクターを引抜く時は配線を掴んで引抜かないようにします。配線がコネクターから外れてしまう事があります。
コントロールパネルを開ける
コントロールパネル裏のカバーを留めている3点のネジをプラスドライバーで外します。
更に、ツメが噛んでいますので、折らないように均一に外していき、コントロールパネルを開きます。
基盤の裏側から見ると丸いパーツが幾つかあります。これが表示を裏から照らしている照明灯です。
照明灯には細い溝が入っていますので、細めのマイナスドライバー等で通常のネジと同じ方向に回します。ゆっくりと約90度~120度位回すとそこで止まりますので、それ以上は無理に回してはいけません。ロックが外れますので、上方に引け抜けば照明の電球が取り外せます。
ZCTの照明灯は麦球のような小さな白熱電球です。最近の主流はLEDが基盤に打ち込まれているものが多いと思いますので、その場合はハンダを使用しての打ち換え作業になります。
LEDへの換装
実は最初にLEDへの換装を実行してみました。電球の台座はそのまま使用して、広角LEDを換装しました。LEDへの換装は高輝度で明るくなったのですが、光の指向性(直進性)が強く実装してみると表示の一部だけが明るくなってしまいます。広角LEDとはいえ、綺麗にムラ無く発光させることが出来ませんでした。
ZCTのコントロールパネルは一つ一つの照明灯の照射範囲が広く設定されており、通常のLEDは不向きです。
更に広角に照らすことが出来るチップLED等を使用すれば問題を解決できますが、かなりの職人技が必要ですので残念ながら諦めました。
カラーキャップを装着
結局、元の白熱球に戻しカラーキャップを使用して色を変えることにしました。
左側が純正色のグリーン電球、右側がレッドキャップを被せた電球です。
カラーキャップは水風船を極小にしたような色付きのゴム性キャップで、電球に被せて発光色を変えることが出来ます。
POLARG (ポラーグ) カラーキャップ [322] T5タイプ レッド (8個入り) [品番] P7050R
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全体的にレッドを使いましたが、アクセントとしてSNOWモードの切り替えスイッチ部とエアコン温度調整ダイヤル部をあえてホワイトにしてみました。
エアコンダイヤル部は端の部分がレッドの光が隣の照明から入ってきて、グラデーションの様になって綺麗です。
被せるだけの簡単作業ですので、気が変わればまた気軽に色の変更が出来るのが良いですね。LEDのような高輝度ではありませんが、コントロールパネルは常に視界に入ってくるので、あまり眩しすぎない方が良いと思います。
コントロールパネルは目立つ部分ですので、ここを変えるだけでも気分がUPしますよ。
by サンデーメカニックshimo
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