空前のタピオカブームに巻き込まれる
サンメカshimoです
世の中、空前の「タビオカブーム」だ
テレビでは連日のように、あちこちでタビオカ行列が出来ていると特集されている
「タビオカって、そんなに美味しいか!?何だか皆、マスコミに踊らされてるなぁ」
と素人オッサンのシモテンは思っている
まぁ、俺には関係ない、と気にも留めていなかったのだが「タビオカブーム」に巻き込まれた
一本の電話
会社からの帰宅途中、家族から一本の電話が
「帰りにH寿司でタビオカ抹茶ラテを買ってきて欲しい」
どこで見たのか、聞いたのか(´-ω-`;)ゞ
「何で寿司屋でタビオカを?商機は逃さないなぁ…」
ブツブツ言いながらH寿司へ
どっちなんだよ
渋々H寿司へ寄った
レジには支払いの列が出来ており、最後尾に並ぶ
「寿司でタビオカ持ち帰りする人、いるかなぁ?下手したら混ませるかもな」
順番が来てレジの女性店員に「タビオカ持ち帰り出来るのか?」と聞いたが即答出来ず困惑した表情だ
タビオカは販売しているのだが、「持ち帰れるか聞いてきます」といってバックヤードへ消えていった
暫くして戻ってきた女性店員は「持ち帰り出来ます」との返答だったので3つ注文した
が、レジを打つ手が俺のキーポードを打つ速度より遅い!遅すぎる!
異変に気付いた男性店員がレジに来て、状況を把握した後、一言
「飲料の持ち帰りは出来ません」と
どっちなんだよ!?
「おいおい、確認してきたんじゃねぇのかよ!」と怒鳴るとDQNかと思われるので、黙って店を後にした
売ってないなら造っちまえ
このまま手ぶらで帰るのもなんだなぁ
スーパーで既製品のタピオカラテとかがあるだろうから、取り合えず買って帰ることにした
ところがだ、スーパーの棚にタピオカラテのような飲み物が見つからない
「そもそも、タピオカラテとかの既製品はないのか?」
2順目のサーチで発見した
ポッカリと不自然に空いた棚には「タピオカラテ」の表示が…売り切れだ
「チッ!どいつもこいつも踊らされやがって」
目の前にはカフェラテも抹茶ラテも、キャラメルラテまであるのに、「タピオカラテ」が無い
「俺は、俺は家族の為にタピオカラテすら買ってやることが出来ないのかっ!今日まで一生懸命働いてきた結果がこれなのかー!」目から涙がこぼれ落ちそうになった時、閃いた
「売り切れじゃしょうがない、タピオカが入っていりゃイイんじゃん。売ってないなら造っちまえ!ワンチャン、アリなんじゃねぇ」
オッサンにはワンチャンの使い方がよく分からない
自分好みのタピオカラテ
抹茶ラテ、カフェラテ、ミルクラテと美味しそうなラテを棚から選び、袋入りのタピオカを買い物カゴの中へ
和歌山産業の「タピオカシラップ漬け」
タピオカの袋には美味しい作り方も書いてある
飲み物180mlに対して、タピオカをスプーン2杯分入れる
たったこれだけ!マジかっ!
グラスに氷を入れ、好みのラテを注ぎ、タピオカをスプーン2杯入れてかき混ぜる
タピオカを漬けているコーヒー色のシラップも少し入れてみた
袋を開けてしまったタピオカは保存するのが面倒だったので使いきることにした
「タピオカ増し増しのタピオカ祭りだ!」
タピオカのツルッ、もちっとした食感とほんのりした甘味がラテと良くマッチしていて、結構美味しいのだ
家族にも好評で、オッサンの面子は辛うじて保たれた
これだけは最後に一言、言っておく
「ぶっといストローを忘れるな!!」
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