ワイパーゴム交換を自分で行う方法を紹介【ド素人のDIY挑戦】
シモテンです
雨天の視界を確保する装置がワイパーだ
曲面の自動車ガラスに、均等に密着して稼動するように工夫された「ワイパーブレード」に「ワイパーゴム」が組み合わされている
エンジンやライトなど、様々に進化するなかで、革新的な進化が難しい部品だ
今回はワイパーブレードの取り外しと、ワイパーゴムの交換作業を自分で行う方法を紹介する
交換車両はZCTと同形状のトヨタのウィッシュ(ZNE10)だ
恐らくトヨタの同年代のカローラやシエンタ等も同じような仕様になっていると思うので参考になるだろう
フロントワイパーブレードを外す
今回は画像のピントが合っていないのが残念
まず、フロントワイパーを立てる
ワイパーブレード中央部分がワイパーアームとの接続部分だ
ウィッシュでは、黒い樹脂バーツがブレードを留めるストッパーの役目を持っている
樹脂バーツとワイパーアームの隙間にマイナスドライバー等の工具を差し込み、テコを使って樹脂ストッパーを起こす
ワイパーブレードをアームと垂直(Tの字)になるようにする
Tの字の状態で、ブレードをアーム側に少し押し込み、横にずらしてワイパーブレードを外す
フロントの運転席側、助手席側ともに外し方は同じだ
ワイパーブレード、ゴムの長さが違う事は覚えておこう
ほとんどの車種は、運転席側に長めのブレードを使用している
ワイパーブレードごと交換するのであれば、適合したブレードを逆の手順で取り付ければOKだ
リアワイパーブレードを外す
リアワイパーを稼動させる機会は少ないかもしれない
しかし、風雨や紫外線などにより確実に劣化する
フロントと違って普段は気にならないが故に、こういう機会に点検、交換するのが良いだろう
リアワイパーを起こす
ワイパーアームを保持し、ワイパーブレードを後方へ開いていく
約45度位の角度でストッパーの引っ掛かりが外れる
ブレードの取り付け角を探りながら、ワイパーアームから外す
ウィッシュはワイパーを立てた状態で真横へ引き抜くようにすると外すことが出来る
外した後のワイパーアーム取り付け部分の画像を見てもらうと外す方向が良くわかる
リアワイパーも適合品があればブレードごと交換が可能だ
適合品が見つからない場合はワイパーゴムのみを交換する
ワイパーゴムの交換
外したワイパーブレードからワイパーゴムを取り外し、交換する
ワイパーゴムの両端のうち、どちらか一方の端の作りが大きくなっており、外れないようにストッパーの役目をしている
この太く広がっている方を、少し力を入れて外側にスライド(引っ張って)させる
ワイパーゴムにある溝がブレードの爪のような部分から外れれば、そのままスルスルとゴムを引き抜くことが出来る
純正のワイパーゴムだけを交換する場合、購入する社外品の断面形状(溝の形)が同じであるか確認する
また、それぞれの長さが同じであるかを確認する
外したワイパーゴムを持っていき、現物と照らし合わせることが確実だ
たくさんの種類が販売されているので、不安であれば店員さんに聴いてしまおう
純正のワイパーゴムの溝には「金属プレート」が背骨のように入っている
社外品のワイパーゴムには金属プレートが付属していないことが多い
その場合は、外したワイパーゴムのプレートを再利用するので曲げたりしないこと
新品のワイパーゴムに金属プレートをセットしたら、膨らみの無い方からブレードの爪にゴムの溝を通していく
最後に膨らみのある末端部分にある、溝の「くぼみ」にブレードの爪をはめ込めめば、ワイパーゴムの交換作業は完了だ
ゴムを取り付けたブレードを逆の手順でアームに取り付ければ、全ての作業か終了する
トヨタ・ウィッシュはリアワイパーはブレードごと取り外さなければワイパーゴムを交換することは出来ない
しかし、フロントのワイパーゴムの交換だけであればワイパーブレードを外さなくても可能だ
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