サンデーメカニックのシモテンです
今回はトヨタZCTの「EFIコンピューターリレーを交換」する
エンジン始動不能再び
愛車トヨタZCTの原因不明の「エンジン始動不能」に陥りJAFのレッカー移動騒動から約1ヶ月
その間に、素人なりに原因を求めて「燃料ポンプの交換」「サーキットオープニングリレーの交換」等の作業をした
その後は市街地も高速も、特に問題なく動いていたので治ったものだとばかり思っていた
だが、エンジン始動不能の悪夢は再び訪れてしまった
飲食店の駐車場に駐車し30分後、出発しようとキーを回したがエンジンがかからない
セルモーターが元気よく回り、クランキングしているのにエンジンがかからない症状は、JAFにお世話になった前回と同様だ
さて、どうするか
さて、以前の「エンジン始動不能」という事態の時は、JAFに依頼してのレッカー移動寸前に不思議にもエンジンが始動した
結論から言えば「1時間程放っておいたら」勝手に回復したと言うことになる
今回も「自然治癒力作戦」か、と諦めかけたが、ふとグローブボックスの中に交換した古いサーキットオープニングリレーが有ることを思い出した
「もしかしたら、これが原因かも」
EFIコンピューターリレー
エンジン始動不能に陥り、サーキットオープニングリレーを交換した際に、燃料系に関わるもう一つのリレーが有ることが分かった
それが「EFIコンピューターリレー」だ
以前に交換した「サーキットオープニングリレー」はエンジンコンピューターから送られてきた信号で燃料ポンプを作動させるのが役割であった
EFIリレーは、イグニッションからの信号をエンジンコンピューターに伝え、燃料ポンプから戻ってきた電流をバッテリーに繋げて作動させるのが役割のようだ
(素人が調べた事なので、正確なところはプロに聞くように)
EFIリレーの交換
EFIコンピューターリレー(メインリレー)を交換する
トヨタZCTのEFIリレーはエンジンルームの向かって右側の黒いヒューズボックスの中にあるの
黒いカバーを外すのには工具などは要らず、3カ所のツメを押し込みながら上方へ引っ張れば簡単に外れる
このカバーの裏側には、各ヒューズが何のヒューズなのか、何となく分かるような略記号で表示されている
カバーの表示と照らし合わせてみると、EFIリレーはリレーボックスのほぼ真ん中に差し込まれている
手で掴んで引き抜くことも出来なくはないが、プライヤー等を使って真っ直ぐに引き抜く方が楽だ
EFIリレー純正部品
デンソー製:品番90987-02012
画像では、すでに社外互換新品に交換済み
純正リレーは1個2800円位で、互換品は1200円だった
見事にエンジン始動
装着されていたEFIリレーを外して、以前外したサーキットオープニングリレーを取り付けてみる
品番は同じものだ
願いを込めてキーを回してみると、見事にエンジンがかかった!
「うぉー、やるじゃん!俺」
今回はJAFのお世話にならずに、自力で帰宅することが出来た
低年式車ゆえに、これで完璧とはいかないだろうが、また一つ勉強にはなったと自己納得しているのだ