公開日 2023年10月20日 最終更新日 2023年10月24日
シモテンです
2023年夏、念願の涸沢ヒュッテ泊のおっさんハイクに行ってきた
前回⇩の続き、徳沢から涸沢ヒュッテまでの道程を紹介します
徳澤園でソフトクリーム
8:45、明神館を出発し、次なる目的地「徳沢」を目指す
樹林帯を進む道は、割と平坦で森林の香りが心地良い
時折現れる梓川の流や、迫力の山々を見ながら50分で徳沢に到着した
徳沢の「徳澤園」では一旦バックパックを降ろし、名物のソフトクリームを頂くことに
これこれ、楽しみにしてたぜ!
旨いことは間違いない上に、ちょっと疲れた体と素敵な自然に囲まれた中で食べられるソフトクリームは数倍の感動である
徳澤園で30分も寛いでしまったが、しっかりエネルギーチャージして「横尾山荘」へ向かう
最後の休憩所、横尾山荘
10:05、徳沢を出発し、横尾までは60分の予定である
ほぼ一定の穏やかな傾斜で登っていく道なので、少しずつ気分がダレてくるが水分補給や行動食をつまみながら進む
11:05、丁度60分で横尾に到着
横尾は「槍ヶ岳」と「涸沢カール」の分岐点でもあり、槍ヶ岳方面へ向かう方々は「山慣れ」している雰囲気を感じます
ここ横尾山荘が食事処、トイレ、水道が整う最後のポイントである
ここから先には施設など何もないので、全ての準備を整え、再確認しておかねばならない
揺れる本谷橋へ
横尾大橋を渡った先からが、いよいよ本格的な登山道の始まりです
横尾大橋を渡り終えた所には、次のような立て札がある
「ここから先は登山エリア、涸沢方面への登山者は午後2時以降の入山は控えてください」と言う立て札がある
結構ドキッとするなぁ、初級者で大丈夫か
思わず時計を確認すると、11:40で少しだけ安心した
横尾大橋から40分程すると、徐々に傾斜が増していき、岩場も出てくる
やがて左手に現れる巨大な「屏風岩」の威容に「すげーよ」と感動し、暫し足を止めて画像に納める
12:50、横尾大橋から70分で本谷橋に到着
結構揺れてスリルのある本谷橋を渡った所は冷たい清流の沢に近く、多くの登山者が休憩場所としていた
シモテン家も、昼食として持参したおにぎりや、甘い物でエネルギーチャージ&休憩をとった
念願の涸沢ヒュッテへ
昼食と休憩で約40分とり、本谷橋を13:30に出発した
この本谷橋から先が急激に傾斜がキツくなり、本格的な登山道となる
休憩を取りながらとはいえ、7:20に上高地をスタートしてから約6時間、実質4時間程は歩いているので疲労はしている
加えて時折小雨がパラつく天候となってきて、ペースが落ちていく
ここが踏ん張りどころ、ゆっくりでも着実に登るしかない
途中には、上から沢山の大きな岩が崩れ落ちて出来たような「青ガレ」と呼ばれる場所もあり注意が必要だ
なるべくサッと渡った方が良さそうだ
結構キツい登りが長く続くので大変だが、登山道は本当に良く整備されている
足を置ける岩が平なのは、誰かが削ってくれてるからだよなぁ
影で作業をされている方に感謝です
涸沢ヒュッテの案内標識まで来れば、後20分のラストスパート!
15:50、念願の涸沢ヒュッテに到着です
「おつかれ山!」
7:20上高地スタートから8時間30分で涸沢に無事到着する事が出来ました
コースガイドでは6時間となっているところ、初心者ハイカーのシモテン家は8時間30分かかってしまった
でも、ヤマップデータを見ると休憩時間が2時間30分ってなってるから、しゃーないだろう