公開日 2024年2月16日 最終更新日 2024年4月30日
シモテンです
南岸低気圧の影響で、5日の午後から関東でも一気に大雪となった

ホントに大雪降ったなぁ
翌6日の朝は、電車などの交通機関が止まっていたら車で出勤するしかない、と覚悟していた
愛車フィールダーにはスタッドレスタイヤを装着している

ついでにタイヤチェーンも持っている

朝の状況次第で対応できるように、一応の用意はしていた
ニュースによると、カー用品店ではスタッドレスタイヤへの履き替えやタイヤチェーンの販売で大忙しだったようだ
最近のタイヤチェーンは「スノーソックス」のような布製の滑り止めが流行っているようである
「チェンスパ」あったよね
一夜明けた6日、東京近郊の我が家では積雪は10cmちょっとだった
しかし、テレビやネットの情報では、私が利用するJR線への影響は特に無さそうだった
取り敢えず電車が動いていて良かった
隣の家からは奥さんが運転する車が、家族を乗せて駅方面へ向かってゆっくりと走って行った

そこそこ雪が積もってるし、歩くと結構滑りそうだなぁ
聞こえるように、独り言をつぶやいてみた

雪道は危ないから運転怖いんだよねぇ
あっ、そう言えば「チェンスパ」あったよね
せっかくだから試してみれば

なるほど…
おっさんハイクで使っているバックパックの中から、チェーンスパイクを取り出した
チェーンスパイクの装着方法:動画
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チェーンスパイクの装着方法
冬は、たとえ低山であったとしても雪は降る
基本的に登山初級者の私は雪山には行かないのだが、途中で降雪の可能性がある時のために、チェーンスパイク(チェンスパ)を購入してあった
事前に取り付けてみた、チェーンスパイクの装着方法を紹介します
しかし、1度も使ったことはない
初めてチェンスパを使うのが、山では無く、自宅からになるとは…
躊躇している時間は無い

早速、装着だ!
収納袋からチェンスパを出す時には、尖ったスパイク部分で怪我をしないように注意が必要です
また、セーターや手袋などに引っ掛けないように気を付ける
収納袋の中にはチェーンスパイク本体と、ズレ防止のベルトが入っている
私の持っているチェンスパには左右の区別はなく、どちらの靴に装着しても大丈夫である
しかし、前後はある
横バーがある方が前側、ゴムを引っ張るための持ち手部分がある方が後ろ側となる
シューズの先を、ゴムの中に通す
横バーをシューズの先端に合わせる
ゴムが広くなっている後ろ側の持ち手をつかんで
ゴムを後方へ伸ばしながら、ゴムの上部分がシューズのソールの上のラインに乗っかるように被せる
ゴムバンドの後部をかかと部分に被せる
金属のチェーンが形良く、均等に配置されるようにゴムバンドを引っ張りながら緩みを取り、位置調整する
綺麗に緩み無くチェンスパが装着出来たら、外れ防止のマジックベルトを取り付けます
甲の辺りのバンドにベルトを通し、金属の輪環をくぐらせる
反対側のバンドに潜らせて通し、ベルクロに留める
最後に、全体的に緩みが無いことを確認し、装着完了
これは楽しいじゃん!
いざ、雪の街へ、駅までの冬街トレッキングスタートだぁ!
歩き始めは、少し宙に浮いているような違和感があった
しかし、ちょっと歩けばすぐに慣れる
殆ど滑ることもない、抜群の安定感

へぇ、これは凄いなぁ
ジャリッ、ジャリッ、というリズミカルに雪を踏みしめる音が、何とも心地良い

これは楽しいじゃんか!
シャーベット状の雪が靴の中に少し入ってしまったのが残念

ゲイターも装着すれば完璧だったなぁ
でも、楽しくて、あっという間に駅に着いてしまったような感覚だった
大雪があった5,6日の両日で、東京都内では300人以上が雪による転倒等で救急搬送された
チェンスパを装着してれば、防げた怪我もあっただろうなぁ
なんて、普通は持ってないよね


