自分で行う!カーバッテリーの交換方法を画像で紹介【ド素人のDIY挑戦】
サンメカshimoです
ナビゲーションの大画面化やドライブレコーダー、エアコン等、バッテリーへの負担は大きい
今回は弱ってしまったカーバッテリーを自分で交換する方法を紹介する
自動車用バッテリーの交換時期
色々なメーカーから、低価格なスタンダード製品から高性能な製品まで多数販売されている。
購入しやすいスタンダードなバッテリーでの製品保証は概ね2年、走行距離40,000kmだ
高性能モデルになると製品保証は3年、距離条件なし、というバッテリーもある
インジケーター等によりバッテリーの状態を確認できるモデルもある
2年毎の車検時期にバッテリーも交換することを、一つの目安にしても良いだろう
バッテリーの表示
バッテリー交換をする前に自車に適合したものを選ぶ必要がある
バッテリーに表示されている文字や数字の意味を簡単に説明すると以下のようになっている
今回、ZCTのバッテリー交換で使用した「【カオスライトCL】パナソニック N-44B19R」を例にする
表記:44B19R
- 「44」は性能ランクを表す
数値が大きくなるにつれて容量と始動性能が高くなる
- 「B」は短側面の幅と高さの区分を表す
JIS規格で幅×箱高さの区分が決まっている
「B」は幅129mm×高さ203mm
「D」は幅173mm×高さ204mm
- 「19」はバッテリーの長さの寸法を表す
バッテリーの長さが19cmである
- 「R」は+、-端子の極性位置を表す
バッテリーを上方から見たときに、プラス端子を手前にしてプラス端子がバッテリーの中心線より右側に来ると「R」、左側に来ると「L」となる
カーバッテリーの交換作業
作業前に車両のキーは抜いておき、ライト類はOFFにしておく
車両に搭載されているバッテリーと、新しく取り付けるバッテリーの+(プラス)、-(マイナス)端子の位置が同じであるかを確認する
ケーブル端子、及びバッテリー取り付け金具は10mmのナットで固定されているので、スパナやレンチを用意する
カーバッテリーの取り外し
- -(マイナス)側のケーブル端子を外す
- +(プラス)側のケーブル端子を外す
- バッテリー取り付け金具を取り外す
- バッテリー本体を取り外す
ケーブル端子の接点が汚れている場合は、ワイヤーブラシ等を使って清掃しておく
カーバッテリーの取り付け
- 端子の位置を確認しバッテリーを取り付け台に置き、取っ手やバンド等は取り外す
- 取り付け金具でバッテリーをガタつかないように確実に固定する
- +(プラス)側のケーブル端子をバッテリーの+(プラス)端子に取り付ける。ナットはあまり強く締めすぎないように、ケーブル端子が回らない位の力で大丈夫だ
- 保護カバー、端子カバーを被せる
- -(マイナス)側のケーブル端子をバッテリーの-(マイナス)端子に取り付ける。こちらもナットを締めすぎないように注意
新しいバッテリーから外した端子キャップは、取り外した古いバッテリーの端子に取り付けておく
カーバッテリー取り付け後の点検
バッテリー本体はしっかりと固定されているか
バッテリー端子は緩みなく確実に固定されているか
エンジンルーム内に工具の置き忘れはないか
一度バッテリーを外すと、車内の時計やナビゲーション、パワーウィンドウの初期化など、再設定が必要な場合があるので確認すること
以上でバッテリーの交換は終了だ
外したバッテリーは不燃ゴミでは出せないので専門業者に依頼する
販売店での購入であれば、そのお店で依頼する
ガソリンスタンドやカーディーラー、修理工場でも引き取り可能だが、有料処分となることがある
ネットで安く購入した私は、不要バッテリーを買い取ってくれる業者に引き取ってもらった
1kgで24円の買い取り価格だった
自動車用バッテリー交換はスパナ一本で自分で出来るお手軽なDIYだ
by サンデーメカニックshimo
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