破封しなければ作業出来ない!
サンメカshimoです
ナンバープレートを外した事があるだろうか?
(そんなこと、あるわけ無いだろう!)
ですよね~
通常は外すことは無いでしょう
私はヘッドライトを交換した時に、フロントバンパーを外す必要があった
その際に前方のナンバープレートを外したことがある
今回、リアバンパーを取り外す必要に迫られた
これは、かなり大がかりなDIYになってしまったのだ
こちらも、ナンバープレートを外さなければならないのだが、後方のプレートには「封印」がされている
(封印を解いてはならんぞ)
大概は封印を解いてしまうと悪魔が甦ったりして、ろくなことにならない
軽自動車の封印は
ところで、軽自動車の封印はどうなっているか覚えてますか?
実は封印されていないのだ
なぜ軽自動車には封印がないのか
それは法律で義務化されていないからだ
簡単に言ってしまうと、普通車は財産(動産)のため所有者を証明する封印があるが、軽自動車は財産ではないので所有者を証明する必要がない、ということのようだ
封印についての法令
そもそも、ド素人が「封印」を破ってしまって良いのか?
勿論、わざわざ封印してあるのだから原則はダメである
しかし、法令にはこう書いてある
何人も、国土交通大臣若しくは封印取付受託者が取付けをした封印又はこれらの者が封印の取付けをした自動車登録番号標は、これを取り外してはならない。ただし、整備のため特に必要があるときその他の国土交通省令で定めるやむを得ない事由に該当するときは、この限りでない。
となっている♪
マイナスドライバーを使って封印を破壊し、ナンバープレートを固定しているネジを取り外しての作業だ
破封してしまった封印は、どんなに綺麗な状態であったとしても一般人が「再封印」することは許されない
検査場か、認可を受けた封印受託者による「再封印」をしなければ、公道を走ることは出来ない
車両を検査所へ持ち込むには
破封してしまった車両を検査所に持ち込むには以下の方法がある
積載車に載せて検査所へ持ち込む
臨時運行許可申請をして臨時運行許可番号標(仮ナンバー)を着けて持ち込む
封印取り付け受託者に依頼する
実は、今回の作業でもっとも悩んだのが破封した車両の移動だ
正規の方法としては上記の通りだが、ググると様々な情報が出てくる
選択は皆さん御自身で
再封印に必要な書類など
再封印の方法について紹介する
必要書類には、再封印申請書が必要だ
検査所には用意されているだろうが、予め自宅で用意した
以下のサイトから申請書がダウンロードできる
再封印には次のものが必要だ
封印を取り付ける車両
自動車検査証
再封印申請書
現金(検査所によって違うらしいが~数百円)
ドライバー
検査所での再封印手続き
車両を車両検査所に持ち込む
封印取り付け場所に車両を停車させる
建物が何棟かに別れている検査所では、始めに何処へ行くか一瞬迷うだろう
大きな案内看板を見つけて、再封印手続きの流れを確認
案内看板を見つけてしまえば何棟の何番窓口と明確に書かれているので分かりやすい
案内に沿って、受け付け窓口へ向かう
番号札発券機があるので、カードを取り順番を待つ
最初の窓口では、車検書と申請書類を提出する
車検書と「受け付け印」が押された申請書を受け取り、隣の棟へ移動
指定された窓口に、先ほどの車検書と申請書を提出
チェックを受けた後、封印金具一式の代金として「70円」を支払った
台座とネジ、車検書を受け取る
「車を封印取り付け場所に移動して、台座を取り付けてお待ちください」
と案内された
ここで、台座を取り付けるのにドライバーやレンチが必要だ
持ってきて良かった!
忘れたら近くの人に声をかければ、それっぽい人達が回りにいるので貸してもらえばよいだろう
車を封印取り付け場所に移動させる
古い台座やネジが着いている場合は外して、新しい台座を取り付ける
台座の取り付けが完了したら、封印受託者である係りの人に声をかける
係りの人が来たら、ボンネットを開けて車体番号を車検書と照らし合わせて確認してもらい、最後に封印を取り付けてもらう
以上で無事に「再封印」が完了だ
安心して、ゆっくりと自宅へ帰ろう!
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by サンデーメカニックshimo
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