どうして壊れた!?ミニルーターを分解して原因究明
サンメカshimoです
DIYで使うお気に入りの工具の一つが「電動ミニルーター」でした。
id=”ミニルーターとは”>ミニルーターとは
ドリルを小型化したようなペン型の工具です。内蔵されたモーターで、先端にチャックで取り付けたビットを回転させる事で様々な仕事をしてくれます。
交換可能なビットの先端部は、ドリル、ダイヤモンド、ワイヤブラシ、バフ等の様々な種類があります。
このビットを交換することにより、彫刻、穴開け、切削、研磨、つや出しを行うことが可能です。
愛用のミニルーター
愛用していたのは、東洋アソシエイツの
「Mr.Meister」です。
小型ペンタイプツールPTーαII(アルファ・ツー)Mr.Meister 東洋アソシエイツ ミスターマイスター 送料無料
- ジャンル: 花・ガーデン・DIY > 日曜大工・作業用品 > 電動工具 > その他
- ショップ: 工具資材百貨
- 価格: 11,000円
手元のダイヤルで回転数を無段階調節することが出来て、軽く静かなミニルーターです。
ドライバーの先をU字型に削って時計のバネ棒外しを作ったり、アクリルボードを彫刻してスカッフプレートの文字入れをするなど細かい作業には非常に便利です。
閃光を放ち爆発!
それは突然に起こりました。
金属をミニルーターで削っていると「パン!」という破裂音と光を放ち回転が止まってしまいました。ミニルーターからは焦げた臭いが漂ってきます。もう動きそうにありません。
そこで、何故に故障してしまったのか、修理は可能なのか、中はどうなっているのか、と気になりだして分解して確かめることにしました。
分解する
まずは、ロックボタンを押しながらチャックを外します。
次に、上下にある2つの金属ナットを外します。ナットのサイズは不明でしたが、故障していることもあり雑ではありますがペンチで挟んで回しました。
本体は小さめのプラスネジ4個で留まっているので、精密ドライバーを使って外していきます。
すると、本体が上下に分離して中を確認することが出来ます。
原因判明
分離した途端に円盤状の調整ダイヤルがポロッと落ちてきて転がった。その時点では、大して気にはなりませんでした。
黒く焦げている部分を探してみると
ありました!
基盤の一部が焦げています。
更に詳しく見てみると、黒焦げになった「小さなネジ」が基盤と部品の間に挟まっており、部品の「足」が溶けてしまっています。揺するとネジは下に落ちました。
故障の原因はこの「小さなネジ」が外れてショートさせたことです。
このネジは、回路調整ダイヤルを上から留めていたもので、ダイヤルの可動と震動によって緩んで外れたと思われます。
修理するには基盤を交換するしか無さそうです。
メーカーに問い合わせて基盤を取り寄せて復活させる、という技が成功する可能性もありますが素直にサヨナラすることにしました。残念!
by サンデーメカニックshimo
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