公開日 2023年3月8日 最終更新日 2023年3月19日
突然時が止まった!掛け時計壊れる
シモテンです
長年黙々と動き続けた「掛け時計」が止まった
今回は、針が動かなくなった掛け時計の心臓部である「ムーブメント」を分解し、その仕組みを見てみることにした
電池切れじゃないの?
今日も夕方のリビングでテレビを見ていると妻が
なんか、掛け時計が動かなくなってるんだけど
先日は「テレビリモコンの電源ボタン」が壊れて汎用リモコンに買い替えたばかりだが、掛け時計も壊れたのか?
もしかしたら、今度こそは電池切れでしょう
という淡い期待も裏切られ、電池交換しても針が動く気配はない
カシオの壁掛け時計を購入したのは、もう10年以上も前の事である
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ムーブメントは動いているが
時計を裏返して半透明のムーブメントをよーく観てみると、コイルに近い小さな部品が動いている
その動きが最初のギアには伝わって回っているのだが、次のギアには伝わっていないように見える
ギアが摩耗しているんじゃないかなぁ~
ギアだけを一生懸命取り寄せてみようとしたり、同じムーブメント本体を探してみたり出来ないことは無いかもしれないが「手間と時間がかかり過ぎる」ような気がする
修理は難しいと思いながらもムーブメントの中身、仕組みがどうなっているのか分解して見てみることにした
掛け時計の分解と仕組み
カシオの壁掛け時計を分解してみる
最初に手っ取り早くムーブメント本体を取り付けているネジを外してしまった
しかし、手順としてはもう少し後で外した方が良かった
時計の枠を留めている外周のネジを外す
時計表面の枠を外すことによって、固定されていたガラスも外れる
秒針、分針、時針はそれぞれ軸に押し込まれているだけなので、針を変形させないように注意しながら上方へ引き抜く
本当は、ここで一番最初に外してしまったムーブメントを固定していたネジを外せば、針を安定して外せるのだ
針を全て外せば、文字盤とムーブメントを引き離す事が出来る
ムーブメント本体は、カバー上下の爪で固定されている
マイナスドライバー等を利用して爪から本外して、本体を取り出す
ムーブメント本体の分解
さて、ムーブメント本体の同型新品があれば、ここで入れ替えれば一件落着となるのだが、残念ながら今回はその予定はない
まぁ、せっかくなのでムーブメント本体の中がどうなっているのか、分解してみることにした
半透明のカバーは左右のツメで留めてあるので、マイナスドライバーを隙間に差し込んで外す
カバーを取り外すと、押さえる物が無くなった歯車がバラバラに外れてしまう状態になる
ゆっくり静かに持ち上げれば、各ギアの位置関係を確認する事が出来る
コイルに電気が流れることによって、この小さな部品(名称は知らない)が回転し、それが各ギアを動かしていくようだ
針を動かす軸に繋がる部品
掛け時計を分解する動画
★実際に掛け時計を分解してみた動画です
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結局原因は
歯車を確認したところ欠けている所は無いようだが、どれ位摩耗しているのかは分からなかった
また軸受けの穴も同様に、摩耗の程度は素人には分からない
何度か慎重に組み直してみたが、コアな部品と最初のギアは回るものの、その次のギアへは伝わらなかった
多分、どこかの歯車か軸受が摩耗してしまったんだろうけど、やっぱり素人には新しい部品もないし分からんなぁ
結局原因はよくわからなかったのだが、実は本気で直さない理由が別にある
この際だから、新しい電波時計にしようよ
壊れた掛け時計は電波時計ではなかったので、高い場所にかけてある時計の時刻修正が煩わしかったようだ
ということで、買い替えありきの今回は構造を知ることが出来た時点で作業は終了である
そんじゃ、電波時計を検索しますかね・・・
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