シモテンです
新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く
ゴールデンウイークが近づき、大勢が外出し接触することによる感染拡大することが懸念される
しかし、外出自粛で若干ストレスも溜まり始めているのも実情ではないだろうか
少しでもストレスを減らすために体を動かし、疲れたらバスタイムを楽しもう
早めに、ゆっくりと湯船につかってリラックスした後、軽く一杯飲むなど少しでも気を抜く時間を作ることも大切だと思う
と、その前にお風呂を綺麗に掃除しよう
今回のシモテンDIYは「カビだらけの浴槽内握りバーを修復する」
「ステイホーム」の呼びかけで自宅にいる時間が増えた今だから出来る「いつもよりお風呂掃除を入念にやってみる」ことも有意義だ
勿論「お風呂掃除」は時間のある時にはシモテンも積極的にやっているつもりだ
しかし、カビを完璧に防ぐことは出来なかった
目に見えて気になっていたのが浴槽内に設置されている「握りバー」の黒カビだ
最強のカビ落としと思っている「カビキラー」でも落としきることは出来なかった
同等の症状で交換
少し調べてみると、浴槽内の握りバーにカビが発生して汚らしくなる現象は、10年を過ぎる頃から起こるらしい
表面の抗菌コートだか、塗装だかが劣化して剥がれ、その場所にカビが入り込んで汚らしくなってしまうのだろう
浴槽内握りバーの交換費用は、業者に依頼すると2~3万円かかるとこもある
握りバーの交換方法
握りバーの交換方法は2つ
一見してネジ等が見当たらないが、車と同じで隠してあったり、見えない位置に付いていたりするのだ
この握りバーは、下側にプラスネジが付いている
そのプラスネジをドライバーで外して、握りバーを取り外す方法が1つ
もう一つの方法は、浴槽の外側から握りバーを固定しているネジを外すやり方だ
シモテン家の場所には、床下に潜り込んみ、浴槽の下をくぐり抜け、浴槽の裏側と壁の隙間に工具を差し込んでネジを外す、ということになる
この作業方法で業者さんへの依頼すると、2~3万円コースとなるのだ
握りバーを取り外す
今回はカビの発生した浴室内握りバーを取り外し、カビと共に傷んだ表面塗装を落として修復することにした
自宅の床下には何度か潜り込んだことはあるが、基本的に「閉所恐怖症」なので出来れば浴槽の下を潜ることなく、握りバーの下側のネジを外して作業したい
握りバーの下をのぞき込んでみると、一般的なステンレス製トラスネジだ
下方からの作業なのでやりにくいが、特に難しいことは無さそうだ
しかし、これを甘く見て失敗してしまう例が多いのだ
ともかくネジが固くて、そう簡単に回ってくれない
そこで力任せに一気にドライバーを回そうとしてネジ頭をナメてしまうと、もう外すことは難しい
少しでもネジが緩みやすくなるように、予め潤滑油を吹き付けて数分間待つ
ドライバーを強く押し付けながら(この場合は下から上に)ゆっくりと様子をみながら回していく
ともかく、強く押し付けるながら回す事が最も重要だ!
ネジを外してみると分かるのだが、どうやら「外れ止め」の接着剤のような青色の物が塗られている
左右のネジを外せれば。あとは握りバーを手前に引き抜くだけだ
新品に交換であれば、後は付け替えるだけだ
適合品はバーの裏側に記されている
「INAX 浴槽内握りバー BG-A-0090」

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サンドペーパーで磨く
今回は握りバーを塗装して、再利用してみる
取り外した握りバーのカビを、サンドペーパーを使って塗装ごと削り取る
サンドペーパーの番手を目の粗い「100番」でカビと表面塗装を削りところから、「200番」、そして「400番」へと変えながら表面を滑らかに仕上げていく
最終的に「1000番」くらいのサンドペーパーで磨きあげていくとツルっとして、白い表面になると思う
傷もなく滑らかな表面になれば、カビの発生を遅らせることが出来そうだ
塗装してしまう
このサンドペーパーで磨き込む作業は、結構根気のいる作業なのだ
実は今回、風呂掃除をしながら思い付きで始めたことでなので時間などの諸事情により最終的に磨き仕上げまでは行えなかった
カビを落とし、「200番」のサンドペーパーで磨いたところで時間と気力が無くなった
「もう、取り敢えず塗装して凌ぐか」
ということで、作業途中ではあるがスプレーで塗装してしまうことにした
握りバーの素材は「PP(ポリプロピレン)」という樹脂だ
難点は「染色が困難」なことだ
どこで使おうと思ったのか定かではないが、何故か自宅には「プラスチックへの塗装を可能」とする「密着スプレープライマリー」があったので使ってみることにした
密着スプレープライマリーを吹き付けた後、二時間ほど乾かして、その上から「ゴールド」の塗装を施した
塗装自体は非常に綺麗な発色に仕上がった
このまま触らなければ塗装も持つかもしれないが、風呂掃除は毎日行うので擦り続ければ何日も持たないだろう
まぁ、その時はちゃんと磨こうか…