ドライブシャフトブーツバンドをDIYで交換する【動画】
シモテンです
今回はDIYで行う「ドライブシャフトブーツバンドの交換作業」だ
簡単な動画でも紹介してみた
久しぶりに洗車しようとしたら
暑かったり、台風だったりでZCTの洗車もサボりがち
ホワイトボディーの車は水垢が付いて「シマウマ」状態だ
重い腰を上げて、「たまには洗車するか」と「シマウマZCT」を眺めていると、ホイールの黒い汚れがやけに目立つ
「なっ、なんじゃコリャー!!」
黒い汚れの正体は
ホイールに点々と付着する黒い汚れは、内側ほど酷くなっている
どうやら油のようだ
フロントタイヤの周辺には、オイルを使う重要なパーツがいくつかある
ブレーキ、サスペンション等からのオイル漏れは早急な修理が必要となる
付着する油を拭き取って見てみると、非常に粘度が高い
「グリスだな」
大量のグリスを使っている場所は1つ
「ドライブシャフトブーツか」
ドライブシャフトブーツ
思い当たる節がある
エンジンの動力をホイールに伝えるのがドライブシャフトだ
そのドライブシャフトのジョイント部は樹脂(ゴム)製のブーツで被われており、中には潤滑を保つ為にグリスが充填されている
以前、そのドライブシャフトブーツが破れて交換したことがある
その際、ブーツを留める付属のステンレスバンドの締まりが弛く、片側だけ付け替えたのだ
「ドライブシャフトブーツのバンド交換作業だな」
汚れたホイールを取り外してみると、内側の部品にもグリスが飛び散っている
グリスを拭き取り確認してみると、付属のステンレスバンドを使用している左側だけがグリス漏れを起こしている
ステンレスバンドを外す
取り敢えずドライブシャフトブーツと、その周辺に飛び散ったグリスを拭き取る
もう、この時点で100均手袋は油まみれだ
これだけのグリスが流出してしまっては、補充しなければならない
弛んだステンレスバンドを外す
バンドの端を留めているツメを起こすには、先の細いラジオペンチが適当だ
ツメを起こして、バンド先端の噛み合い部分を外せば取り外せる
グリス充填
流出して失われたグリスを補充する
アフターパーツで取り付けたドライブシャフトブーツは、真ん中から割れる分割装着式だ
ステンレスバンドを外した端から、シャフトブーツを最小範囲で引き割り、隙間からジョイント部分にグリスを充填する
耐久性等の点からみて専用のグリスが必要なのだが、ここがド素人だ!
「ド素人には、そこら辺のグリスでも入れておけ!!」
ということで、ホムセンで購入して余っていたグリスを充填しておいた
もしも、焼き付いたりしたら皆さんには報告します
ステンレスバンドを絞め込む
引き割ってしまったドライブシャフトブーツの噛み合わせ部分、バンドを取り付ける部分のグリスを出来る限り取り除く
バンドをブーツの溝に沿って軽く仮絞めする
今回は確実にステンレスバンドを取り付ける為に、ここは専用の工具を使用した
「ブーツバンドカッター」
または
「ブーツバンドツール」
等と呼ばれている
バンドカッター本体内側にステンレスバンドを通し、バンド先端をカッター中心部のローラーに挟んで巻き取っていく
「コンビーフの缶詰めが、懐かしいな」
バンドカッター左側のレバーで巻き取れるだけ巻き取ってバンドを締め込む
そのまま本体を倒して、右側レバーを回転させると内蔵のカッターによりステンレスバンドを切断することが出来る
バンドの折り返し部分をドライバー等で潰し、抑えのツメを折って
「ドライブシャフトブーツバンド取り付け完了だ!」
再分割してしまったドライブシャフトブーツの結合部分からのグリス漏れの可能性は否定できないので、暫くは気にかけて点検することが大事だ
↓サンメカshimoの「ドライブシャフトブーツバンドの交換動画」はこちら↓
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