真黒いタイヤだけど情報が沢山
サンメカshimoです。
朝晩の冷え込みも始まり、服装も秋冬物に替わってきました。更にその先にはウインターシーズンが迫ってきます。そろそろスタッドレスタイヤの「のぼり」や広告チラシも目につくようになってきましたね。今シーズンはサンメカshimoが長年頼りにしてきたスタッドレス「ミシュランx-ice」を交換することにしました。
ミシュランのスタッドレスは性能的な効果持続期間が長いのですが、今回はクラック(細かいヒビ割れ)が目立ってきたので交換することにしました。
タイヤのゴム質の柔らかさがスタッドレス性能を左右する一つの要因ですが、4年を過ぎると硬化し始めると言われてます。走行距離にも因りますが雪国の人達は3年目を過ぎると交換する方が増えるようですね。
ただ黒いだけじゃない!
タイヤの記号
タイヤのサイドウォール(真横から見た円周上の表面)には様々な上方が刻まれていますが、大体次のような内容が分かればチョッと役立つと思います。
サイズ
表記 195/65R15
195:タイヤの幅が195mm
65:タイヤ幅に対するサイドウォールの幅の比率=偏平率が65%
R:ラジアルタイヤ
15:タイヤの内径=ホイールのリム系
画像にはありませんが、その後ろに続く91Sや75Q等の数字は(例として91S)
91:一本で支えられる最大負荷能力が615kg(指数なので具体的数値は表で)
S:スピードレンジ(最高速度180kmまで)Qは160kmまでOK
画像右側の記号:JSD3617
これは製造年週を表しています。
最初のJSDはメーカーによって違いますが製造国や工場の識別等になっています。
後半の4桁が製造年週です。
36:36週目
17:2017年
その他の代表的な記号は
△マーク:タイヤの使用限界を示すスリップサインの位置
⇑矢印:スタッドレスとしての使用限界(50%)を示すプラットホームの位置
いずれもタイヤの接地部(トレッド)が磨耗してくると盛り上がっている部分が表面に現れてきます。特にスリップサインが出たタイヤは雨天時のスリップ事故の危険増大と、車検にも通りませんのでその前に交換しましょう。
ちなみにミシュランタイヤのスリップサインはマスコットの「ビバンダム」が付いていました。
シーズン前のこの時期、そろそろスタッドレスタイヤの検討をしてみてはいかがですか
by サンデーメカニックshimo

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