アクシストリートのエアフィルター交換
サンメカshimoです
中古でやって来た便利な相棒スクーター「アクシストリート」
走行には問題ないレベルの整備はしてある状態、ということでした。普段の「アシ」代わりであり、攻め込む訳ではないので「走る」「曲がる」「止まる」の基本はそれ程気になりません。
勿論、新車時の走行性能が分からないので、どれくらい性能が低下しているかは判断が出来ません。
しかし、しっかりメンテナンスをすることで不具合を減らし、安全、快適に長く乗り続ける事ができます。
自分でメンテナンスすることで愛着も湧き、大切に扱うことにもなると思うのです。
簡単なエアフィルターの交換手順
吸入する空気の不純物を取り除き綺麗にする役目をするのが「エアフィルター」です。このフィルターに汚れが付着して目詰まりを起こすと燃焼効率が下がり、燃費や加速性能が低下してしまいます。更にはエンジンの故障をも招きかねません。それ程、難しい作業ではありませんので皆さんに御紹介します。
アクシストリートの場合
アクシスのエアフィルターは左側リアタイヤの外側にある黒い大きなエアクリーナーケースの中にあります。
まずは、この黒い箱を開けます。
プラスチックのケースは7本のプラスネジで取り付けられています。
ドライバーでネジを全て外したら、ケースを手前に引っ張るとエアフィルターをケースごと外すことが出来ます。
左端のエンジン吸気部に繋がっている部分は方向を確かめながら後方に引き抜きます。
アクシスの場合は、これで完全に丸ごと取り外すことが出来ます。
黒いケースを裏返すとエアフィルターが箱にピッタリと収まっています。
特にネジなどで留めてある訳ではないので、そのまま引き剥がすようにしてエアフィルターを取り外します。
アクシストリートのエアフィルターは乾式で、外側のプラスチック部分と一体になっています。車種によってエアフィルターの形は様々で、ジャバラ状のフィルター部分だけを取り外して交換するタイプもあります。
取り外して新品のエアフィルターと比べてみると、その汚れの酷さは一目瞭然です。
汚れが軽微なうちは掃除機で埃をすいとったり、エアガンで吹き飛ばす等で凌ぐことも出来ますが、ここまで汚れてしまったら消耗品と割りきって交換しましょう。
交換時期は走行距離10.000㎞位と言われていますが、使用状況で変わりますので目視で汚れ具合を確認しましょう。
新品を取り付ける前にエアクリーナーケース内と、その周辺の埃と汚れを綺麗にウエスで拭き取ります。
エアフィルターをセットしたケースを、ガタの無いように均等にネジを締めて作業終了です。
ドライバー一本で作業出来ますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。