公開日 2019年12月8日 最終更新日 2021年4月12日
自分でやっちまえ!イグニッションコイルの交換方法
シモテンです
今回は、ド素人シモテンが愛車ZCTの「イグニッションコイルを自分で交換する方法」を紹介する
もうすぐ2000年の初年度登録から20年目を迎えようとしている愛車ZCT
さすがに不具合が増えてきたな、と感じているさなか、エンジンの1気筒が死んだようだ
前回報告したとおり、年式の古さから格安診断機での故障原因を探ることは断念した
そこで、点火系の故障原因の1つとして考えられるイグニッションコイルを交換してみた
イグニッションコイルとは
バッテリーから来る「12V」の電圧を「30000V」位の高電圧にパワーアップしてスパークプラグに送り出すスゲー部品なのだ
この部品がトラブルと次の様な症状が出る
- アクセルオンでも加速しない
- エンジンが始動しにくい
- アイドリングが不安定
- エンジンチェックランプが点灯する
イグニッションコイルの交換時期は走行距離約10万㎞前後
ZCTの純正イグニッションコイルはデンソー製で、品番は「909109-02239」
1本約8000円くらいだ
イグニッションコイルの4本の交換費用は部品代+工賃で4万円程度である
工賃については、車種によって周辺部品を多く外さなければならない場合もあり、更に高額になってしまうこともある
3万ボルトなどという高電圧を生み出すイグニッションコイルをド素人が交換して大丈夫なのか?と一瞬怯む電圧だが、やってみよう
イグニッションコイルの交換手順
バッテリーマイナス端子を外す
まずは、バッテリーのマイナス端子を外す
これで3万ボルトも恐くない
エンジンヘッドカバーを外す
目指すイグニッションコイルはエンジンヘッドカバーの下にある
ヘッドカバーは4本のボルト、ナットで取り付けられている
10ミリのソケットレンチで外すのだが、奥の2本のボルトは上下の作業スペースが狭いので一苦労する
外したボルトが落下しないように気を付けてエンジンヘッドカバーを取り外す
コネクターを外す
エンジンヘッドの上に並んでいるグレーの部品が高電圧を発生させる「イグニッションコイル」だ
電源を供給するコネクターをツメを押し込みながら取り外す
正面から見て右側2つのイグニッションコイルの一部分が、コードがまとまっている部品の下にあり、このままでは取り外せない
コードをまとめている部品を、留めている左右のボルト、ナットを抜いて上方に引き上げる
イグニッションコイルを抜いた時に周りの埃やゴミがプラグホールに落ちないように、この時点でエア等で飛ばしておく
サンデーメカニックであるシモテンは、エアコンプレッサーなと持っていない
パソコンのキーボード等の埃を飛ばすスプレー缶「エアダスター」を使っている
イグニッションコイル本体を引き抜く
各イグニッションコイルは10ミリのボルト1本で留まっているので、レンチでボルトを外す
本体を持って上方に引っ張れば、イグニッションコイルが取り外せる
勿論、イグニッションコイルは重要部品であり、交換はディーラーや信頼できる修理工場に頼むのが安心である
しかし、純正部品交換の費用は結構な金額だ
今では、純正部品や互換品がAmazonなどでも部品を手に入れることが出来るようになった
DIY好きサンデーメカニックのシモテンには有難い状況だ
簡単動画「イグニッションコイルを自分で簡単に交換する方法」で紹介
イグニッションコイル交換は無事に完了したのだが、エンジンの調子は相変わらず悪く、原因は他にあるようだ
燃料系の故障も疑うべきだろうか
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