公開日 2021年8月22日 最終更新日 2024年6月18日
シモテンです
最近の車って、そう簡単には壊れないですよね
車検が来る前に買い替えるようなお金持ちの方は別として「10年、10万kmでダメになる」なんてのは昔の話
ただ一点、気になるのが「ヘッドライトの白ボケ、黄ばみ」なんですよね
ヘッドライトが曇っていると、どうしても第一印象が古ぼけた車に見えてしまう
「なんとか透明感を復活させたい」「お金をかけずに安く」「手間暇かけずに簡単な方法で」
そんな淡い、都合のよい希望を胸にサンデーメカニックのシモテンが試したのは
【透明樹脂パーツ 透明復活剤】ナノハードクリアー
実際に使ってみた結果を報告する
透明樹脂パーツ 透明復活剤 「ナノハードクリアー」
- 販売元:㈱ソフト99コーポレーション
- 名称:透明樹脂用光沢復活コート剤
- 用途:ヘッドライト・テールランプ・ウインカーのレンズ等の透明樹脂
- 撥水性・耐候性:6か月以上
- セット内容:●ナノハードクリアー8ml×1本(乗用車1~2台分)●専横スポンジ×2個●保護手袋×1枚
白化・黄ばんだヘッドライト・ウインカーをクリスタルブルーコーティング
わずかに薄い青色ガラスコーティング被膜が、劣化して黄ばんだ樹脂の透明感を復活、色あせた樹脂を鮮やかなカラーにします
上記はパッケージの謳い文句で、「ガラス状硬質皮膜コート」である
8mlの容量は、眼科で処方される「目薬」位の量だろう
スポンジは3cm角の小さなもので、手袋はおまけ程度だが、付いているだけ良心的だろう
価格は参考価格:1386円➡実購入価格:826円
これくらいの値段なら大蔵省?を通さずとも躊躇せずに買うことが出来るだろう
使用方法
では、使用方法を簡単に説明しておきます
先ずは、塗布する箇所の汚れ、埃、油分、水分を落とす
手袋をはめ、ボトルを良く振って専用スポンジの布面(白)に液剤を適量染み込ませ、薄く広く塗り広げる
約一分放置後、塗り跡が目立たなくなるように未使用のスポンジの布面でならす
乾燥まで24時間、完全硬化まで3~4日
実際に使った効果は
さて実際に使ってみて、本当に透明感が復活したのか
我が家の愛車、中古で13年落ちのフィールダーに塗布してみた
13年落ちの割には、ヘッドライトの状態は悪くないが、それでも若干の「黄ばみ」がある
この手の比較画像は素人が撮影すると分かりにくいと思うが、参考程度に眺めて頂きたい
左が施工前、右が施工後
施工後の右側の方が、クリアーなレンズになっているように見えないだろうか?
ん~、ちょっと見えないかなぁ・・・
画像では分かりにくいのだが肉眼では作業後の予想以上の透明感に、ちょっと感動するくらいだった
妻も「明らかに透明感が増した」と言っていた
キレイに気持ちよく
本格的に「真っ白」になってしまったヘッドライトには、どれ程の効果があるのかはわからない
夜間にヘッドライトを点灯しても暗く感じるほどに白化・黄ばんでしまった場合はプロに頼んで研磨・コーティングしてもらうか、ヘッドライト交換するしかない
研磨・コーティングをプロショップに依頼すると1万円~上は3万とも4万とも言われています
勿論、仕上がり、耐候性は全然うでしょう
しかし、紹介させて頂いたように「軽く黄ばみ始めた」状態であれば透明復活剤の効果は期待できる
比較GIF画像
これ以上「黄ばませたくない」「進行を抑えたい」という「キズ、劣化防止」の目的で使用するには「安くて、手軽」でお勧めである
車の顔であり、目であるヘッドライトがキレイになると、それだけでも気分がイイものだ
あとは「マメに愛着を持って」メンテナンスしていけば、きっと長持ちしてくれるだろう