ザ・ブラックカンパニー【江上 剛】光文社

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ザ・ブラックカンパニー

江上剛 著

ザ・ブラックカンパニー」をご紹介します。

 

ザ・ブラックカンパニー (光文社文庫)

ザ・ブラックカンパニー (光文社文庫)

 

 

湧き上がる希望のshimotenです

今回は、ブログチャレンジ「本の紹介」に挑戦します

 

月例経済報告が公表された。
景気の拡大期間74カ月は、これまで最長だった「いざなみ景気」をも超えた。
経済再生相は「雇用者数はバブル期並みに増加し、企業収益も過去最高だ」と強調している。
失業率は歴史的な低水準となり、平均株価は安倍内閣発足時の一万円超から2倍の二万円を超えている。
しかし、過去最高の企業収益に対して現場の労働者の賃金は過去最高になっている訳ではい。

景気拡大を実感し、いきいきとした職場とはなっていないのが現状だ。
企業が最高益を出す裏では労働者を使い潰す「ブラック企業問題」が存在しているのです。

 

そんな「ブラック企業」に立ち向かう主人公・水野剛太の葛藤を描いた本が、江上剛・著「ブラックカンパニー」です。

甘い夢物語の誘いに、主人公は希望を抱いて「ヤンキーバーガー」に正社員として就職。
しかし、社長の熱い想いを胸に始めた「ヤンキーバーガー」は、利益追求に流されブラック企業へと変貌してしまっていた。
水野は正社員として働くなか、店長の過労死によって急遽店長に昇格。
しかし、店長に抜擢された喜びと引き換えに パワハラ、長時間労働、過酷なノルマに「価値観」が変えられていく。

この「価値観の変化」こそがブラック企業の洗脳手口なのだ。

更に、ネット社会の問題である真実をねじ曲げたフェイクニュース問題にも直面。

追い込まれた状況に対し、懸命に奮闘する主人公に意外な救世主が現れる。
必死の想いと行動が回りを動かし、事態を好転させていく。

やがて腐心した経営者の心をも動かしていく。

現実の問題解決は簡単ではないが、ブラックカンパニーをギャフンと言わせる若者たちの活躍にガッツポーズです。

私腹を肥やす経営者も、この本で原点を思い返して頂きたいものです。

by サンデーメカニックshimo

 

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