公開日 2020年11月6日 最終更新日 2020年11月27日
エンジン始動不能!JAFでレッカー要請

JAFには長年入会しているが、お世話になったのは十数年ぶりだ
前回は、スキーの帰路
真冬の高速道路を走行中に、突然エンジンが停止
惰性で路肩まで車を寄せるも、その後エンジンは始動不能になった
JAFを呼んで、レッカー移動で近くの修理工場まで運んでもらったが、そのまま廃車となってしまった
スーパーの駐車場で
今回は雨が降る夜のスーパーマーケットでのこと
買い物を終え、ごく普通にエンジンキーを回したがエンジンがかからない
元気良くセルモーターは回っていて、クランキングしているが、ウンともスンとも言わない
アクセルを煽ったり、キーをオンオフしたり、少し間を開けて再始動を試みたりしたが、状況は変わらない
そのうちに、何だかバッテリーも弱まってきたような気がし始めた
こうなってしまうとサンデーメカニックとして車いじりはしていても素人では、お手上げだ
回りの買い物客達も、足を留めて私の様子を見物している
「これは諦めるしかないなぁ」

JAFアプリで要請
素人考えだが、この症状では恐らく自走して帰るのは無理だろう、と思った
胃が痛み始める中、スマホの画面から「JAF」アプリを選択する
「電話で要請」をタップすると、自分の現在地の地図と、電話番号の確認画面に移動する
表示された地図の現在地がズレていれば修正し、発信する使用中の電話番号を確認後、決定ボタンを押して、JAFのオペレーターに繋がるのだ
オペレーターとのやり取りは、名前、会員番号、現在地、故障の症状などだ
JAFのオペレーターが近くにいるサービスカーの状況を確認後、おおよその到着時間を教えてくれる
今回は到着まで約に25分位という返答で、時間通りに駆けつけてくれた
サービスカー到着
約20分後、雨の中、スーパーの駐車場に「JAF」のロゴが入った1台の白いワゴン車がゆっくりと入ってきた
走り寄って、声をかけると名前を確認され、荷台に沢山の機材を載せたサービスカーを近くに駐車して作業が始まった
JAFの隊員がエンジン始動を試みるも、やはりかからない
次に、バッテリーの電圧を測ってみたが、異常は無いようだ
コンピューター診断機(OBDⅡ)を接続して、エラーコード等の診断を試みるも、年式が古い為に対応出来ない
「これは、この場では対応するのが難しいですね。レッカーを要請しましょう」
残念!!
レッカー要請
残念がら現場での回復は諦め、レッカー車を要請することになってしまった
隊員は電話でレッカーを要請し、30分後に到着する予定となった
近くにあった自販機で缶コーヒーを買い、この後のことを飲みながら考えた
夜間でもあり、受け入れ可能な修理工場は全く知らないところになるだろう
ディーラーに入庫させれば、年式から言って新車の売り込み攻勢に会うことは必至だ
どちらにしても、かなりの出費を覚悟しなければならない
自宅に運んでもらうことは可能だろうか?

そんなことをグルグル考えていると、雨の中、JAFのレッカー車がやって来た
奇跡が!
JAFのレッカー車から降りてきた隊員は、若くてテキパキとしていた
一通り状況を説明し、ダメ元で「自宅に搬送することは出来ないか?」と聞いてみたところ、「わかりました」と了承してもらえた
自宅に戻れば、じっくり考える余裕が出来るし、ホッと一安心だ
「じゃあ1度、お車を確認してみますね」と言って隊員はイグニッションキーを試しに回してみた
すると奇跡が!!
エンジンが始動した!普通に!!
「えーーっ!え~~、なんで~?」
その後エンジンを切って、再び始動させても問題なくかかってしまった

結局、エンジン始動不能の原因は特定出来なかったが、自走して帰宅は可能となった
とはいえ、途中で止まってしまう可能性もあると言うことで、JAFのレッカー車が自宅まで一緒に付い来てくれた
何とも心強く、安心させて頂いた
無事に自宅まで辿り着き、伴走して頂いたJAFの隊員に感謝の言葉を伝えた
JAFの会員であったおかげで、今回の一連の費用は無料で、本当に助かった

年式の古い車は、それなりのメンテナンスはしていてもトラブルは付きまとうもので、JAF入会していることは心強いことだと実感した
