【素人のスクーター修理】エンジン始動不良、かからなかった原因は「これだった!」

starter-t1 スクーター
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シモテンです

街乗りで使っているヤマハのスクーター、アクシストリートのエンジンがスタータースイッチを押しても掛からなくなった

今回はスクーターのスタータースイッチを自分で分解、掃除する方法、やり方を紹介する

バッテリー交換やセルモーターの分解掃除をしてもエンジンが掛からなかった「予想外の原因」を突き止めた

こちらの動画でもスタータースイッチの分解掃除について解説していますので、併せてご覧ください(チャンネル登録お願いします)


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始動不良として考えられる原因は?

エンジン始動不良、故障の原因を探るべく、バッテリー交換、セルモーターの分解掃除を行ってきた

最近元気がない…で、バッテリーを新品に交換したのだが
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状態は、燃料計等の計器類は作動、ブレーキランプは前後レバーで点灯、ウインカー成城作動、燃料ポンプ作動音確認、キックペダル始動OK

しかし、スタータースイッチ(スタートボタン)を押しても無反応で、結局エンジンは掛からなかった

エンジンが掛からない!セルモーター・スターターを分解修理、清掃してみる
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他の原因として考えられるのは、スタータースイッチか、スターターリレー、イグニッションコイルとかかなぁ

つまり、バッテリーからセルモーターまでの間に電気が通る沢山の部品の中の「どれか」を探し当てなくてはならない

古いスクーターの為、どの部品が壊れていてもおかしくない

これは後日、整備士の資格を持つ人からのアドバイスだが「まずはスタータースイッチのような簡単なところから疑ってみた方が良い」ということである

スタータースイッチの接点不良

残された故障原因のうち、スターターリレーをネットで注文した

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スターターリレー

スターターリレーが届くまでに時間があったので、原因の可能性の一つである「スタータースイッチ」を取り外して分解掃除してみることにした

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スタータースイッチは車体の表面に取り付けられている為、雨水や埃が侵入、付着してしまう

錆の発生や汚れの付着等によって接点不良を起こし易い部品でもあるのだ

調べてみると、スクーターやバイクのエンジン始動不良の原因は「スタータースイッチの接点不良が多い」とも言われているようだ

バックミラーの取り外し

スタータースイッチの取り外し作業を行っていく

まずは、左右のミラーが邪魔なので外す

根元の六角ボルトを緩めるのだが、注意しなければいけないのが「右ミラーが逆ネジ」になっている事だ

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つまり、通常のネジとは逆方向に力を加えて外さなければならない

これは、万一の転倒や障害物に当たった時に、車体の内側方向にミラーが回転して衝撃を逃がすようにする為だ


スタータースイッチの取外し

続いて、ハンドルカバーを固定している6個のプラスネジを外すのだが、ネジの長さが違うので場所が分かるように画像などに残しておくと良い

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黒いハンドルカバーとヘッドライトカウルの隙間に、先の薄いハンドリムーバーを差し込んで、少しずつ隙間を広げるようにしてこじ開けていく

ハンドルカバーとヘッドライトカウルはツメで噛み合わさっているので折らないように注意する

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分割できたら、ヘッドライトカウルに繋がっているウインカー、ヘッドライトのコネクターを外し、作業し易いようにヘッドライトカウルを取り外してしまう

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ハンドルカバーをハンドルに固定している2カ所のネジを外せば、スタータースイッチにアクセスできる

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スタータースイッチは、他の配線に結束バンドで留められているので、バンドを1度切断してしまう

新しい結束バンドは大小2本を用意しておかなければならない

スタータースイッチを固定している小さなプラスネジを外し、コネクターのツメを押し込んで引き抜けばスタータースイッチは取り外せる

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えっ、原因はこれだったのか!

スタータースイッチは、中に組み込まれているバネの伸縮によって接点に通電させる仕組みだ

取り外したスタータースイッチをパッと見て、違和感を感じた

確かにバネは錆びてしまっていて接点不良を起こしていると思うのだが…

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スイッチのバネの回りが白くなっている?

いや、何かが挟まっているのか?

良く見てみると、虫の「繭(まゆ)」だ

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繭玉は一部が破れていて、中身は空だった

この繭がスタータースイッチの接点に被さり、接触不良を起こしていた可能性もある

早々に繭を取り払った

洗浄作業で復活だぁ!

更にスイッチを分解しようと思ったが、残念ながら極細のピンが抜けなかった

スタータースイッチの清掃には、ゴムにも優しいというパーツクリーナーを使った

ワイヤーブラシを使って、ゴシゴシと接点を磨き、パーツクリーナーを吹きかけ、最後にエアダスターで吹き飛ばして清掃完了だ

コネクターを繋ぎ直し、スタータースイッチを押してみると

見事にセルモーターが回り、エンジンが始動した

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色々やったけど、原因はここだったんかい!

スクーター・アクシストリートのエンジン始動不良の原因はスタータースイッチの錆、もしかしたら「虫まゆ」による接点不良であった

後日、購入したスターターリレーが届き、無駄になったわけだが、折角だから時間のあるときにでも交換しようか

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