公開日 2019年1月10日 最終更新日 2022年2月9日
自分で交換できる!スタッドレスタイヤに履き替えよう
シモテンです
今回はスタッドレスタイヤへの履き替え作業を紹介します
自宅でのタイヤ交換作業の基本的な作業方法です
熊谷でも初雪が観測され、平野部も雪対策の準備をしたほうが良いですよね。
スタッドレスタイヤは用意してあったので、今回はタイヤ交換をしてみます。
車載工具
以前はパンク時のタイヤ交換に必要な工具はトランクルームの底等に車載されていました。
しかし、最近ではパンク修理剤で対応するためスペアタイヤや車載工具はオプション扱いになっているようです。
タイヤ交換に必要な工具は、それほど多くはありません。
車体を浮かせるための「ジャッキ」
ナットの脱着に必要な「レンチ」
以上、二点の車載工具があれば可能です。
タイヤ交換の準備
確かに「ジャッキ」と「レンチ」があれば可能ですが、自宅での余裕を持った作業をしますので、それなりの準備をして安全に進めます。
ホイールナットのサイズを確認しておいて下さい。純正(21mm)以外のアルミホイール等に交換している場合はナットも交換されている事が多いので、サイズ(19mm等)に合ったレンチを用意して下さい。
用意したのは
小型油圧ジャッキ、レンチ、19mmソケット、輪止め、ジャッキスタンド、滑り止め手袋
タイヤ交換作業
サイドブレーキをかけて、タイヤに車止めをして、作業中に車が動き出さないようにします。
「ジャッキアップポイント」にジャッキを当てます。
ZCTのフロントジャッキアップポイントは、フロント中央フレーム部にある膨らんだ部分です。
アップポイントは車種によって違いますので、ディーラーや修理工場等で確認しておくと良いでしょう。
車載工具の「パンタジャッキ(電車のパンタグラフみたいな)」で車体を浮かせる時には、ボディサイドの切り込み部がアップポイントになります。
間違ってもオイルパン等にはジャッキを当てないように注意して下さい。
ジャッキで車体を上げていきますが、タイヤが地面から完全に浮き上がる前に止めます。
タイヤが完全に浮き上がると、レンチでナットを緩めようとしても、タイヤが空転してしまい力を加えられません。
タイヤが軽く地面に接している状態でホイールナットを全て緩めますが、まだ外さないで下さい。
ナットを取り外してしまうと、ホイールボルトへの負担や、ネジ山が潰れるてしまう可能性があります。
ジャッキでタイヤを完全に浮かせ、ナットを取り外します。
両膝でタイヤを車体に押し付けるようにしながらナットを外していくと、楽に外すことが出来ます。
タイヤの取り付け
基本的には逆の手順ですが、いくつかの注意点があります。
タイヤを付け替えて、セットします。
社外品アルミホイールの中には多くの車に装着出来るように、穴が沢山開いているものがあります。
自分の車にぴったりする穴にボルトが収まっていることを確認します。
全てのナットを、まず手で締められる所まで均等に締め付けます。
この時点でタイヤのガタツキが無いか、タイヤを揺さぶって必ず確認して下さい。
レンチを使って対角線で順番にナットを増し締めします。
ジャッキを下ろし、地面に軽く接した時点でボルトを本締めします。
ジャッキを取り外し、ナットの緩みが無いか最終確認をして完了です。
注意
タイヤによっては回転方向が決まっているものがありますので、取り付け位置に注意して下さい。
ホイールナットはトルクレンチで適正トルクで締め付けることが脱落などのトラブルを防ぎます。ディーラーやタイヤ専門店で確認してもらいましょう。