公開日 2022年3月11日 最終更新日 2022年3月21日
いったいどうしたら良いものか・・・
二階のベランダから「物干し竿の直撃」を喰らい、傷ついてしまった愛車の屋根
いったいどうしたら良いものか
原因が身内の場合には「車両保険による補償はされない」という事は、今回調べてみてわかった
まぁ、もっとも最初から「車両保険」には入っていないのだが
まともに修理に出せば10万円以上かかるかもしれない
今回の車の屋根の傷では、走行には支障はないので「このままにしておく」という選択もある
しかし、このままにしておくと「見た目のカッコ悪さ」に加えて、キズで削られた塗装部分から錆が発生し、どんどん広がってしまうだろう
やはり、何らかの処置をしなければならない
凹んだ傷をちゃんと補修するには
ド素人が修復するにしても、きちんと直すには概ね次のような手順が必要となってくる
屋根の内張りを剥がす
屋根の内側から凹んでしまったところを押し戻す
屋根の傷をヤスリ等で均し、キズの周辺の塗装を削り取り、脱脂する
パテを塗り付け、周囲との段差が無くなる様にヤスリを粗目から細目へと使って削っていく
不要な部分に塗料が付かないように「マスキング」する
下地塗料(サーフェーサー)を吹き付け、ボディー色のスプレーを吹き付け、ボカシ剤を吹き付ける
クリアースプレーで塗装面をコーティングする
最後に「コンパウンド」磨き、ツヤを出して完了
最低限の補修
う~ん、結構大変である
それに、直しても「布団ばさみ」とか、ベランダからの新たな落下物の直撃は続くだろうなぁ~
と言うことで、簡単に最低限の補修で済ませることにした
ともかく、錆を発生させないことが最重要なのだ
タッチアップペンによる補修
用意したのは「トヨタ純正色適応のカラー」「クリアー」のソフト99タッチアップペン
フィールダー用は、トヨタ純正色「レッドマイカM」に適合するソフト99タッチアップペン品番「3R3」(T7596)
シュアラスター「スピリットクリーナー」
先ずは、水垢を落とし小傷も消えると言うシュアラスターの「スピリットクリーナー」で磨いてみる
「スピリットクリーナー」は、ガラスコーティング剤などを塗る前の「下地処理」としても使うものだ
以前に乗っていた愛車のボディーカラーが「ホワイト」だった為に淡色車用であるが、赤のボディーには「濃色車用」が良い
使用前と比べてみると傷が少し消えている事が画像でもわかると思うが、どうだろうか?
軽めの「コンパウンド」や「ワックス」で落とせる傷は、ここまで
「シリコンオフ」や「パーツクリーナー」で脱脂して、綺麗にする
タッチアップペンで塗る
「タッチアップペン」は車種別の適合品番を確認し、良く振ってから使用する
筆先の塗料が多くならないように、容器の淵などでしごきながら、垂れないように注意する
塗装の傷を埋めるように、キズを覆うように少しだけ広めにペンの筆先で塗料を塗っていく
塗料が乾いたら、傷の部分を少し盛り上げるように3度くらい塗り重ねれば良いだろう
塗料の乾燥時間は10分程であった
ボディー色を塗り終えて乾いたら、塗装の保護のために「クリアーのタッチアップペン」を塗っておく
私は「2回」ほど塗り重ねておいた
塗装後は半日程度の乾燥時間が必要である
これぐらい塗っておけば、早々に錆が出来ることはないと思う
「タッチアップペン」の塗り方が雑だとか、境目がはっきり出ているとか、凹んだままだとか、まぁ納得いかないところも多いが
「素人ならこんなもんか」
でしょー