公開日 2021年5月7日 最終更新日 2021年5月18日
適合品がない!じゃあ自分で作ればいいんだ
今回は「自作インナーバッフルボードの作り方」を紹介する
シモテンです
楽しい音楽は、楽しいドライブには欠かせないのではないだろうか
どうせだったら、車の中でも「いい音」で聞きたいものだ
そこで、手っ取り早く「いい音」を手に入れるために行うのが「カスタムスピーカーへの交換」である
この、カスタムスピーカーへの交換の際に必要になってくるのが「インナーバッフル(バッフルボード)」だ
今回は「自作インナーバッフルボードの作り方」を紹介する
インナーバッフルとは
インナーバッフル(バッフルボード)はスピーカーを取り付けるための土台だ
いくつかの役目があるのだが、最大の目的はカスタムスピーカーを取り付けるための「スペーサー」だ
カスタムスピーカーと純正スピーカーでは取り付け穴の位置が違うので、このインナーバッフルをスペーサーとして使うことで取り付けを可能にする
純正スピーカーとは形や大きさが違うスピーカーも、このバッフルボード(インナーバッフル)を使うことで取り付けられるようになる
また、インナーバッフルを取り付けることでカスタムスピーカーの取り付け位置を浅くして、窓ガラスを降ろした時にスピーカー背面との接触を防止する
ドアの鉄板への共振を抑える役目もあり、音質向上の効果もある
既製品がない
カロッツェリアやアルパイン等のメーカーから販売されているインナーバッフルは左右セットで3500円~である
メタル等の材質によっては2枚で8000円以上するものもある
1台分(4枚)だと7000円~と言うことになるが、音にトコトンこだわる方には当然の対価かもしれない
インナーバッフルは車種によって、更に型式や年式によっても形や大きさや取り付け穴の位置が違ってくる
その為に、各メーカーからは車種別に適合する商品(品番)が販売されており、購入の際は適合表を必ず確認しなければならない
ところが、適合品番がない車種もあるのだ
有名ブランドであるカロッツェリアとアルパインの適合表を確認すると、フィールダーの場合、フロント側の適合品番はあるのだが、「リアに適合するインナーバッフルはない」のだ
インナーバッフルが無ければ、市販のカスタムスピーカーに交換、取り付けることは難しいということだ
無い場合は、どうするのか?
専門ショップでワンオフで作ってもらうか、自作すると言う方法を取ることになるだろう
「これって作れるんじゃねぇ、自作インナーバッフル」
そう、「自分でやっちまえ!自作インナーバッフルを作ろう」
素人が作る【インナーバッフル】
素人の私が作った【自作インナーバッフル】の作り方を紹介する
音に対して、それ程でもない私はダイソーで材料を揃えることにした
正直に言ってしまえば、カスタムスピーカーが取り付けられれば良いのだ
100均で用意した材料は6mmMDFボード(4枚)、厚紙、木工ボンド、缶スプレー
主に使った手持ちの工具として、ジグソー、ドリル、コンパス
まずは、外した純正スピーカーに厚紙を当ててインナーバッフルの外枠の形状と、取り付け穴の位置をトレースする
作った型紙の中心から、新たに取り付けようとするカスタムスピーカーに必要なサイズの円をコンパスで描き、切り抜き、インナーバッフルの型紙を作る
型紙は100均で購入した厚紙を使った
作ったインナーバッフルの型紙をMDFボードに移し書く
スピーカー取り付け時に、スピーカー後部のマグネット部分が窓ガラスに当たらないようにインナーボードの厚みを出す必要がある
その為にもう一枚、コンパスを使ってスピーカーのネジ取り付け幅に合わせた「リング」をMDFボードに書いておく
「ジグソー」を使ってMFDボードに書いた線に沿ってインナーバッフルとリングを切り出し、「ドリル」で取り付け穴を開ける
インナーバッフルとリングを木工ボンドで張り合わせ、クリップやクランプを使って固定して接着する
最後にスプレー塗装によって、防水効果を施して「自作インナーバッフルボード」の完成です
適合表にない車種へのカスタムスピーカーの取り付けも、材料を100均で揃えた「激安!自作インナーバッフルボード」で可能になる
見えないところだから、多少「不細工」であっても問題ない!と自己満足しているのだ
だってオッサンだもの!
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